やり直し

このくらい編みました。だがしかし・・・

丸まりすぎ!

そういえばもっともですよね。
メリヤス編みでも丸まるのに、すべり目で表側だけ引っ張ってるんだから。
伸ばしながら編むのも難儀だし、体から浮き気味になったりしたら困るので、ゴム編み部分まで戻ってちゃんと浮き目で編むことにしました。
「間違いがあるとえらい事」が現実に・・・。

さらに図をよく見るとゴム編みが下向き矢印になってるし。
うーん、後から編んだのかしら? ゴム編み止めをしたような記憶は無いし・・・いや、ありもしない記憶のことは申しますまい。
ゴム編み止めしないのだったら先に編んでもいいかも。でも理由があるはず?
何かぼろぼろです。

台詞に登場 #4 【発見】

過去を逃れて (1947)

元私立探偵のジェフは、依頼人の愛人と関わったことで起きたトラブルから逃れ静かに暮らしていた。現在の恋人を大事にしているが、過去に向き合わなくてはならなくなる・・・。

依頼人が愛人に銃で4発狙われ、1発が当たった。
彼女が何回も撃ち損ねたことについて
女は銃の扱いに慣れてない
(A dame with a rod is like a guy with a knitting needle.)
女性と拳銃を男性と編み針に例えていますが、日本語字幕では簡潔に表現されています。まあ、これで良いと思える場面でした。


キャプテン・ズーム (2006)

特殊能力を持つ4人の子供が集められ、本物のスーパーヒーロー、ズームの指導を受けて地球の危機に立ち向かう。

訓練生の反省部屋(?)にメンバーが入れられたところへズームが面会に行き
司令官と博士が
暖炉の前で
裸で編んだ部屋だ
白くて大きな格子が二重に組み合わされたネット状の構造物(ドア1枚あたり格子4個程度の大きさ・・・想像し辛いですね。参考画像見られるでしょうか?)で出来ている部屋で、ぜんぜん編地のようではなく、落ち込んでいるメンバーを元気付ける冗談です。
英語字幕、吹き替えでも同じような台詞でした。


ウルトラ I LOVE YOU! (2009)

クロスワード作家のメアリーが、親のお膳立てしたデートでテレビカメラマンのスティーブに一目惚れ。彼を追い回して繰り広げる大騒動。

テレビ番組でバッグのキットの紹介をしているような場面があり、黒いキラキラの小さな手提げバッグを見せます。さらに何か別のものを取り出そうとしたところへ、臨時ニュースが入ってきて中断されます。字幕では
これも手編みよ
(You can knit this handy purse.)
でも・・・
(- But my favorite -)
こんな感じですが、吹き替えでは「簡単に編めるんです」「でも私がおすすめするのは・・・」となっていて、台詞が重なる部分の情報量が多いですね。

週末のBSプレミアム 【発見】

『美の壺』 file295「冬の贈り物 手袋」

2013年12月6日放送

手袋全般がテーマなので手編みは少なめ。
大石さちよさん、嶋田俊之さんが紹介されました。
嶋田さんの編みシーンもあり、『北欧のニットこものたち』『手編みのてぶくろ』からの作品がずらりと並びます。北欧のミトンが注目されていました。

追記:
ほとんど上記の本からの作品の中に、なぜかさりげなく目立つ位置にサンカ手袋(ローズパターン?)が置かれています!
嶋田さんのサンカ手袋が載っているものってありましたっけ・・・?


『謎解きLIVE 英国式ウイークエンド殺人事件』

「二夜目」2013年12月8日放送

観客参加型のミステリーツアーなのですが、ゲストの推理部分など番組の構成が良くなくて興味を失いました。次回があるとすれば改善を期待したいです。

すべてが終わり、捜査本部に全員が集められて警部が謎解きをします。
腰掛けている参加者の一人(手編みの帽子着用?)がアメリカ式で編んでいました!

メンズベスト

過去記事に書いた、くたびれたベストの後継を編むことにしました。
なかなかシンプルなパターンが見つからず、また同じ「ツイードの前あきベスト」。
今回は別の糸で、もう繕わなくて良いように強度を重視して、ゴム編み部分はナイロン糸と引き揃えにしてみます。

前後の身頃を一緒に編んでいるので長い・・・。
間違いがあるとえらい事ですね。ゲージも取ってないのに。

ゴム編みが終わって本体部分をだいぶ編んでみて、何か違和感を感じます。
以前編んだものと模様が違うような・・・。
編み方の説明には「すべり目を使った」と書いてあるけど、記号は「浮き目」かも。でもまあすべり目だろうと編んでいましたが、以前のをよく見るとやっぱり浮き目みたいで。

左は以前の浮き目、右は今回のすべり目。
糸も違うから別物って感じです。

きっと目をすべらせるという意味で書かれていたのですね。
模様は違ってもいいから、これはこのまま編んでみようかな。
こんな事で悩んだ記憶はないんだけどな・・・。

記憶といえば他の部分も憶えてなくて、前立ての「作り目+184目」とかどういう意味なのかまったくわからないです。何なんだ、どうやったんだ!?
ここは現物を見てもわからない。普通に拾い目をしたのかな?

こうなると「編んだことがある」というのがかえって邪魔をしています。
ゲージも同じとはいかないようなので、新鮮な気持ちで編んでみますか・・・。

スクワーム 【発見】

Squirm (1976) アメリカ
監督:ジェフ・リーバーマン
出演:ドン・スカーディノ、パトリシア・ピアシー

■あらすじ
嵐の後、凶暴化したゴカイの群れが田舎町を壊滅させる。

■雑感
この映画にまた用事があろうとは。
川のように流れるゴカイの物量には驚かされますが、アップになると普通の生き物にすぎないので、DVDのジャケ写真に使われたりしている男性の顔のほうが不愉快かも(苦手な方は画像も見ないように!)。
蜂の大群が出てくる『スウォーム』(1978)とお間違いなく。

■編みどころ
ヒロインの母親が編み物をします!
左手に糸をかけているからフランス式だとは思います。
しっかり編んでいる場面はよく見えないけど何度も登場、太い2本針で糸は何本取りかしているみたいです。家の中にグラニースクエア・ブランケットのようなものも見えました。

途中、保安官事務所の掃除をしているおばさんが
お母さん 編み物してる?
うちの娘のショールを 編んでもらう約束なのよ
という場面があり、終盤に母親がほぼ完成させ
クロップさんに気に入ってもらえそうよ
で、なるほどとなります。
話らしい話の無い映画の中で、妙に筋が通っている台詞として印象深いです。

でもお母さんの具合が悪そうだったのは本当に物語上の設定?
実物のゴカイのせいでは? 関係者、トラウマになってませんか?
原作小説があるので読んでみたいけど高値がついています。

編み物を目当てにこの映画を見ることは、あまりおすすめしません。

おしん 【発見】

おしん (1983~1984) NHK
第48週、280~285話あたり
出演:乙羽信子、高橋悦史、佐々木愛、浅茅陽子

2013年の再放送までほとんど見たことがなく、今回も第2部の終盤からしか見ていません。こんなことなら(?)真面目に見ておくのだった! テーマ曲云々言ってる場合じゃないですね。

■雑感/編みどころ
編みシーンはありません(見ていない部分にあるかも?)。

養女の初子と二人で暮らしていたおしんは、息子の仁の家族と同居することになります。この機会に初子が独立して店を持つ運びに・・・。
「毛糸屋さんをやりたい」「はっちゃん、編み物得意だもんな」という流れで手芸店を開き、先生を呼んで講習会をしたりと繁盛している様子。

昭和43年頃、「編んだほうが安い」「子供が大きくなったら解いて編み直せる」といった手編みの利点が挙げられており、住宅地での小ぢんまりした店構えなど時代を感じました。

それから15年近く経って皆で集まった場面でも、「初子に手編みのセーターを頼みたい」「高いけどモノが良い」というような話題が出るので、順調にやっているみたいです。

ひとまず発見。
そういえばもっと前の回で、希望(のぞみ)の息子に何か編んだと小耳にはさんだような!?
ちゃんとチェックし直さなくては・・・。

久々の奇想系

『十三回忌』 小島正樹

帯も見ないで何の予備知識も無く読み進め・・・え?
巻末の島田荘司の文を読んで納得。
ある時期までの島田作品はほとんど読んでいたけど、しばらく遠ざかっていてパロディ小説や周辺の人たちも知りませんでした。なるほどね~。
中途半端で気に入らないところもあるけど、今後に期待ということで。

3.5合目くらい?

右手の指の手前まで編めました。
やり直しになると思っていましたが、このまま行けそうな感じも。

不満を言えばきりがないけど・・・。
カフが長すぎるとか、色の入れ方がいまいちだとか。
手首部分に余裕があって、シワがよるとか。
かと言って、もう片方だけ改善するわけにもいかないしな~。
最初から一組編み直す!? うーん、手袋でいつも悩むところ。

実際、片手の途中の早い段階で、編みたい気分はじゅうぶん満たされています。
うまく行くかどうかわからないから左右同時に編めないし、結構編んだぞってところがまだ三合目、もう片方編んだら必ず大きさが違ったり、そんな感じです。
まだまだ精進が足りないってことでしょうか? 無心で編めるくらいにならないと?
糸と針が決まればそう悩まないと思うんですけどね・・・。

手袋糸の候補としてOpalを試してみましたが、このゲージだとやっぱりごついです。これは手首周りで80目だけど、もう少し目数が少なければ良いかもしれません。調整できるような小さいパターンのときに使ってみようかな。

もうちょっと細めのソックヤーンないかなぁ・・・。

追記:
親指まで編んでいる糸がスキーのスコア、赤と緑のがOpalです。
Opalだときつく編まなくてはならないので、ソフトな仕上がりは期待できないな~という感じでした。

台詞に登場 #3 【発見】

ハード・デイズ・ナイト (1964)

ビートルズ主演のドキュメンタリー風コメディ・音楽映画。
旧題『ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!』

TVディレクターが深いVネックのたっぷりしたセーターを着ています。
ほわほわモヘアのような毛糸で編まれていて、これについてメンバーが
ダサいセーターだ
愛妻の手編みさ
笑える
うーん、確かに登場した時から目を引いていましたが・・・。
ゲイへのあてこすり的な台詞かもしれないけど、細かいニュアンスはわかりません。


アイル・ビー・ゼア (2003)

ロック歌手が自殺未遂?という報道で、密かに彼の子供を育てていたシングルマザーが動揺する。シャルロット・チャーチの初出演映画。

庭でサッカーボールを蹴って遊ぶ中年男二人。
シュートが決まらない相手に
年だな 編み物でもしてろ
またまたネガティブ発言。いけませんね。


オーシャンズ12 (2004)

『オーシャンズ11』(2001)の続編。
盗んだ金を返せと迫られ、新たな盗みをせざるを得なくなったメンバーたち。

主人公の窮地を救うため、彼の妻テス(演:ジュリア・ロバーツ)が本物のジュリア・ローバーツに化けます。本物の出身地やミドルネーム、ペットの数などを教え込まれる場面で
趣味はクロケーと編み物
(You like croquet and knitting)
編み物好きは有名だけど、クロッケーってゲートボールの元になったスポーツのこと?
クロケットと読むのかと思ってました(それだとコロッケになるか・・・クリケットと紛らわしいし、わけわからん)。

この台詞は吹き替えにはあるけれど、日本語字幕では省略されています。2人の男性がまくし立てるので台詞が多すぎると思いますが、肝心なものを削ってはいけません。

そんなガキなら捨てちゃえば? 【発見】

Fun Size (2012) アメリカ
監督:ジョシュ・シュワルツ
出演:ヴィクトリア・ジャスティス、ジャクソン・ニコル、ジェーン・レヴィ、チェルシー・ハンドラー

■あらすじ
高校生最後のハロウィン・パーティに出掛けるつもりだったレンは、母親から8歳の弟アルバートの子守を頼まれた。仕方なく弟を連れていく途中、はぐれてしまって大変なことに・・・。

■雑感/編みどころ
便乗タイトル? どうせたいしたことなかろうと思っていたら意外と楽しめました(アルバートが服を切るいたずらは笑えない~)。子供映画のようだけど、親たちの様子やピンク・フロイド、ビースティ・ボーイズの小ネタなど、幅広い年齢層のつかみもOK。

レンの母親はブリトニー・スピアーズの仮装をして若いボーイフレンドと彼の友人宅のパーティへ。トイレを探して入った部屋は、なんと両親の寝室。
彼らはベッドに入っており、父親は読書、母親は編み物しています!
2本針でアメリカ式だと思いますが、手を止めているのが残念・・・。

アホ息子と生真面目そうな父親、天然かと思えば常識もある母親というこの家族が妙に可笑しくて、その後居間でレン母との会話も面白かった。
レンに恋してるオタクの母親2人もオバマ大統領のタペストリーを作ったりしていて、言うことも変だし・・・結局子供たちのほうがまとも?

タイトルが出るときに使われていた曲が良い感じ。
Magic Wands – Black Magic