前回サンカ手袋を編んでから、かれこれ10年以上経っています。
ずっと編みたいとは思っていたけどなかなか・・・。
そして今年、ようやく始めた折も折、びっくりの本が出版されました!
スコットランドの伝統てぶくろ(miro press 編)
何というタイミング!
こんなにサンカ手袋が特集された本が、かつてあったでしょうか?
他にもいろいろと後押しされることがあり、やはりそういう時期なのかなと不思議な感じです。
本の内容は、予想より情報量がありました。
『世界のかわいい編み物』のようなグラビア的なものかもしれないと思っていましたが、写真中心だけど歴史とニッターさんの紹介もあり、作品数も多いです。
アリソン・トムソンさんのお姿は初めて見たし、何より嬉しかったのはサンカ祭りinスミソニアンで まさんがレポートしてくれたメイ・マコーミックさんが登場していること!
その健在ぶりはもとより、彼女の編んだものがお手本として多数掲載されていて感激です。
残念だったのは、シェトランド手袋のほうは編み方が載っていたのに対し、サンカ手袋の編み方は無く、模様のチャートだけということです。載せられない事情が・・・?と思ってしまいました。
まだ目を通したばかりなので興奮気味、気がついたことがあればまた書きます。
で、自分のは全然進んでいません。
長丁場になること間違いなしと来年の予定で・・・。
おなじみの四角いマスではなく、Shepherd’s Plaid というパターンです。
赤い部分は内側に折り込まれて二重のカフになるので外側から隠れます。
短針はやめて、糸が丈夫なのでマジックループにしました。
たぶんもう少し編んだら「これじゃダメだ!」って最初から編み直しになりそうだけど、編んでみなくちゃわからないんですよね・・・。
サンカ手袋のことは本館でもっと追求したかったのですが、中途半端になっていて気がかりではありました。じっくりやってみますか。