ロード・ジョン・グレイ3作目

『ゲールの赤き火影』 ダイアナ・ガバルドン

The Scottish Prisoner (2011) 加藤洋子 訳

『アウトランダー』シリーズの登場人物のひとり、ロード・ジョンが主人公の物語。
現在読んでいる本編(20)より十数年前の話です。
過去2作はジョンがメインだったけど、今回はジェイミーがかなり登場して、まだ幼い息子への愛情やクレアと子供を案ずる思い、それを見守る?ジョンの心情などが綴られており、スピンオフというより本編とセットで両方美味しくなるという内容でした。

このシリーズの読みどころにジョンの恋愛がありますが・・・前作にも登場していた人物と深い関係になり、それが肝心のシーンで曖昧な表現になっていて、逆にどういう状況なのかとあれこれ想像してしまいました。
ジョンが意外と空想癖があるキャラになっているのも笑えます。

本編の新作も本国では来年出版予定なので、そろそろ21巻以降を読んでおこうかな。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA