プライマー (2004)
資金の無い技術者たちが本業のかたわら、ありものの部品を使いガレージで製品開発していた。実験しているうち過去へ戻れる装置を作ることができたが・・・。
監督・主演が元は技術畑の人らしく、装置開発のための試行錯誤が延々と続くのかと思えば、途中からあれよあれよと展開し、あとで見返すと意外にこんなところから伏線?という感じです。
過去へのタイムトラベルものですが、タイムパラドックスのことは忘れて見たほうが楽しめます。
同監督が2013年に Upstream Color (邦題不明)を発表しています。
はたしてどんな映画なのか、『プライマー』よりドラマ要素が強そうですが・・・。
僕らのミライへ逆回転 (2008)
立ち退きを迫られるレンタルビデオ店で、磁気によってビデオの映像が消えてしまう。困った店員はリメイク映画と称し、自分たちがホームビデオで撮ったものを客に貸すが、これが大評判になる。勝手にタイムトラベルものと思っていたら、普通に未来へ向かう話でした。
他愛ないけどミシェル・ゴンドリー監督らしくアナログな手作りメカが出てくるし、がんばりすぎず、ほどほどに和める感じです。