ベンジャミン・バトン 数奇な人生 【発見】

The Curious Case of Benjamin Button (2008) アメリカ
監督:デヴィッド・フィンチャー
出演:ブラッド・ピット、ケイト・ブランシェット、タラジ・P・ヘンソン、ティルダ・スウィントン

■あらすじ
誕生時の肉体年齢は80歳、実の親に捨てられ老人施設で働く女性に育てられる。
長くは持たないと思われたが、成長するとともに何故か肉体が若返るのだった。
そんなベンジャミンとの出会いと別れを老女が語る・・・。

■雑感・編みどころ
なんとなくキワモノのような気がして敬遠していたけど、観てみたら面白かったです。

ベンジャミンは編み物のおくるみに包まれて捨てられます。
祝福するために作られたはず・・・と思うと、予想もつかなかった切ない運命です。
他にも施設のご婦人方のショールが登場、ポーチではおばあさんが編んでいました!
ソファにかぎ針編みのブランケットもあり。


ふと思い出した『縮みゆく人間』(1957)に、なんとリメイクの話があるらしいと知りました。
原作の著者が現代に合わせて脚色するというから、こちらも楽しみです。

詰め合わせ1本

チレラマ CHILLERAMA (2011)

アメリカ最後のドライブインシアターが閉館する日、そこは大勢の観客で賑わっていた。
とっておきの映画が次々と上映される中、シアターに異変が!

ここで上映されるものが劇中映画になっているという趣向です。
その内容が濃くて、久々に素直に楽しめました。題材は汚いけど画が汚らしくない(自分比)のも好感持てます。リン・シェイが2作品に出演していたのも良かった。一見、お下劣な寄せ集めのようでいて実は繊細な気配りがされていると思います。
下ネタ、ホラー、コメディ、ブラックユーモア、B級などがミックスされていてお得。
(どれかひとつでも嫌いな人には向かないでしょう)

なんかベタ誉めみたいですね。レンタルしたけどセル特典のメイキングが気になって・・・。