降霊術師ケミスラー エクソシスト (1977)
ローズマリーの赤ちゃんにされた女児が自分ではそうとは知らずオーメン女ダミアンに成長し、知り合った男の関係者に悪魔が憑いたとかでエクソシスト神父が立ち向かうが・・・という話。どこかで見た筋立ての組み合わせで、これからというところで終わっているのはパイロット版だからでしょうか。男と日本料理店に行き、おまかせですき焼きか何か食べるシーンに時間を使うくらいなら、もうちょっと何とかならなかったのかな・・・。
魔の巣 Manos (1966)
ドライブ中、道に迷った家族がたどり着いた家では、悪魔の力で不死身になっているご主人様が何人もの妻としもべを思いのままに操っていた・・・という話(っていうほど話が無い!)。男も女もビンタするシーンが変な自主制作レベル。
インシディアス (2010)
引っ越した家で起こる怪現象・・・よくある家ものかと思えばちょっと違う、かといって斬新なのかというとそれほどでもない・・・でも見てしまいます。息子にとりついた奴のことを悪魔と呼んだりしていたけど、いわゆる亡霊とか亡者みたいなものなのかな? その正体もはっきりしないままですが、そういう今後の伏線になりそうなものをいくつも置いてあるのは『ソウ』と同じく巧いですね。続編ではそんな予想を超えた展開を期待。
デビル・インサイド (2012)
悪魔祓い中の神父を殺害して病院に収容された女性・・・20年後、その娘が真相を探るため、ドキュメンタリー映像作家とともに母親に会いにゆく・・・というモキュメンタリー。最初の事件が1989年だから2009年の話なのに、一応プロが撮影しているはずの映像が粗末過ぎて、かえって嘘くさくなっているような気がします。科学的に悪魔祓いをするという若い神父たちも説得力があるとは思えないし、いまいち。