Nereid Fingerless Gloves (3)

片方できました。
手首の長さは1模様短く、指部分は少し長くしました。
フィット感ありすぎのような気がしますが、たぶん緩くなってくるだろうから良いかな。

親指の根元の、マチを作り出しているところの穴が広がりすぎています。
あとで引き締めて補強しなくては。

問題は、もう片方を同じように編めるかどうか・・・。
しかし珍しく編んだものを続けて投稿したりして、なんだか編み物ブログみたい?

Nereid Fingerless Gloves (2)

しまった! お手本どおりだと長すぎるから短めにしようと思っていたのに・・・
気がついたら指定の長さを編んでいました。
本来はここからマチを作り始めるのですが、1模様解いたところからマチにします。

マチを作りながら、解いた分の糸を使ったところでで親指の根元まで来ました。
これを別糸で休ませ、続きの本体を編みます。

マチ部分も間違いが多く、また解いて戻ったりしたので糸がボソったけど、撚りの強い糸だから大丈夫そうです。 今回は片方ずつ編んでいるので先が長いように感じます・・・。

映画の原作

『素粒子』 ミシェル・ウエルベック

Les Particules élémentaires (1998) 野崎歓 訳

映画で興味を持ったので原作も読んでみました。
部分的には忠実な映画化だけど、全体としては別物かな・・・。

映画は兄弟の物語というだけで終わってしまい、弟の研究云々というのは後日談かおまけみたいな感じで、それほど具体的には考えずぼんやり流していました。

小説はむしろ逆で、兄弟の物語(を通して描かれる現在の社会)がほとんどを占めているにもかかわらず、弟の研究により変わった世界のプロローグという感じなのです。
よって、より後の世界のことや現在の前の世界のこと(あまり筋書きに触れたくないので漠然としすぎですが)に思いを馳せるという感覚です。

小説を気に入っている人にとっては、ドラマの部分だけを抜き出したような映画では作者の意図が伝わらず、とても失望させられたんじゃないかと思います。
でも映画から入ってみると、こういう話だったのかとかえって感慨深いものがありました。

小説だけ読んだのではどうだったろうかとも思いますが・・・それは両方を同時に体験できないのでわかりません。一般論としては映画を先に観ていると、その映像で小説が展開するので受け入れやすく、小説を先に読んでいると、自分の頭で映像化したものとのギャップがあって映画を否定しがちな気もします。まあ、作品によるのでいろいろ考えても仕方ないか。

この作品に関しては映画→小説の順で、私の場合は良かったと思います。
(小説はヒッピーの流れを汲む性の話が映画より多く、その辺にまったく興味を持てない人はどう感じるのか気になりました)

編み物の件は・・・ありました、確かに。
でも映画では編んでいるシーンがあるから発見!と言えるけど、小説では「ポンチョを編んでいる」だけなので厳しいかな~。ちょっと残念、というより映画がそこを省いていないのが奇跡的?

やがて来たる者へ 【発見】

L’uomo che verrà (2009) イタリア
監督:ジョルジョ・ディリッティ
出演:マヤ・サンサ、アルバ・ロルヴァケル、グレタ・ズッケーリ・モンタナーリ

■あらすじ
1943年のイタリア、ボローニャ近くの山村で暮らす少女マルティーナは、弟ができるのを楽しみにしていた。村にはドイツ軍がたびたび来るようになり、反乱軍の協力者を狩り出そうとする。
やがて弟が無事に誕生し、喜んだのもつかの間・・・。

■編みどころ
子供たちの帽子やショールなど、ニットの登場が多いです!
少女の祖母?が編み物をしていて、右手で糸をかけるイギリス式のような感じです。

皆で小屋に集まり、話をしながら木の枝などで籠を編んでいる場面がありました。
この光景は・・・思い出したのが『木靴の樹』。これもイタリア北部の小作農だし、夜に集まって作業するというのが一般的だったのかな? イタリアに限らず、ごく自然なことなのかもしれないけど、大人から子供まで参加しているというのが印象的でした。

Nereid Fingerless Gloves

やっと自分用だ!と、張り切ってグレーのアルパカ糸で編み始めましたが・・・
編み目がぼやけて表目か裏目かわからないような具合です。
模様が見えないのでは困るので別の糸を検討することに。

あずき色がかったグレーベージュのような微妙な色合いの糸があったので試してみました。
実物は画像ほどベージュっぽくないけど、模様はクッキリ出てるから良いかも?

というわけで、ここから Nereid Fingerless Gloves を編み始めました。
青海波は指先からでしたが、これは手首からでマチつきの親指があります。

青海波が50目で5号針、これが60目で1号針、糸も違うからサイズがどうなるやら?
伸縮性があるので楽観視しています。

青海波のリストウォーマー (4)

2つめ完成~。見た目は先に編んだものと同じです。
糸はハマナカのソノモノアルパカウール並太(40g-92m)×2玉(2組分)、色(61)。

最初のは4号棒針の往復編み、後のは5号輪針の輪編み、出来上がりサイズは変わりません。
輪編みのほうが境目が緩まないように引き締めるので、全体にきつめ加減になってしまいます。

かなりの箇所で掛け目を忘れたり外れたりしていておかしくなり、適当にごまかしています。
でもあまりミスが目立たないというか、端の曲線部に目が行くおかげで、そこが間違っていなければなんとかなる感じです。

結果論ですが・・・このサイズでも親指を付けられたかも。
編んでいるときは小さいと思っていたけど、着けてみると結構余裕がありますね・・・。

さて、練習もできたし?これは2組とも嫁に行ってもらうことにして、次は自分用に Nereid Fingerless Gloves を編みたいと思います。

ハプニング 【発見】

The Happening (2008) アメリカ
監督:M・ナイト・シャマラン
出演:マーク・ウォールバーグ、ズーイー・デシャネル、ジョン・レグイザモ

■あらすじ
アメリカの東海岸で、人々が突然異常行動をとり始める。
主人公は妻と友人の娘を連れて逃れようとするが・・・。

■雑感
あまり評判が良くないみたいですが、それほど悪いとは思いません。
それは私が『シックス・センス』を観ていないからかも・・・

近年こういう映画(日常+大規模な異常現象が起こる)が多いような気がします。
映像技術的に描きやすくなっているというのもあるだろうけど、今までゾンビ映画が背負ってた役割を横取りしようとしてる? なんてふと思ったりして(どんな役割だ)。
でも下手するとあれこれ難しいことを言われてこき下ろされたり散々です。
ゾンビなら理屈無用で済むのにね。

■編みどころ
ガスマスクを着けてテレビを見ている老婦人が編み物をしていました!
(編む動作はナシ)

青海波のリストウォーマー (3)

ひとつ完成~。

ひとつ?というのも、左右で1玉ほどしか毛糸を使わないので、もう1組編むことにしました。

往復編みだと最後にとじるのが面倒だったし、とじたところのゴロゴロも嫌だなーと思って輪編みにしたけど・・・2つ同時だと、中央の境目で2目一度や掛け目などある場合に厄介ですね。

まあ、その時になれば途中から別々に編みます。
同時に編まないとサイズが違ってしまうかも・・・。

ゾンビ3本

ゾンビ・アルカトラズ (2012)

ゾンビの大群から逃れ、アルカトラズ島で治療法を研究している科学者たち。
しかし島にもゾンビたちが漂着してきたため、ワクチンを開発中の本土の研究所に向かう。

あまりアルカトラズ島は重要じゃないです。ゾンビを監禁して研究するというのは『死霊のえじき』に似ていなくもないけど、特に面白いことにはなりません。
感染してから発病?までが異様に速くて、そのため珍しいシーンもありました。
ゾンビの暴れぶりは派手だけど、メジャーな出演者のわりにドラマが薄味です。


ロンドンゾンビ紀行 (2012)

建設現場で古い墓地を開いたことから、作業員や下町住民のゾンビ化が始まる。
一方、取り壊し間近の老人ホームを救うために、若者たちが銀行強盗を企てていた。

ちゃんとした作りだけど意外性には乏しいゾンビ・コメディ。
目新しいところは老人と緩慢ゾンビの対決、それとコックニーかな・・・。


キング・オブ・ゾンビ (2013)

ゾンビが発生した田舎町、その原因は亡くなった妻を生き返らせたくて、ブードゥー教の悪の神と契約した男にあった・・・はずなのに、奇妙な出来で困惑させられます。

もしや『ペットセメタリー2』で母親を蘇らせたエドワード・ファーロングのために妻を蘇らせるなんて話を作ったのでは?と思うほどよくわからん必然性の無さ。
生存者たちの彷徨がメインですが、ゾンビとしてもコメディとしてもオフビートすぎて困っちゃいます。
ゾンビより人間(軍)のほうが怖いのでは?なんて、その辺りはいい線なのに。

ラストはちょっと面白かったかな。
この映画が前フリで、次回作で本格的な闘いが繰り広げられる・・・わけないか。

でも今回の3本の中で、どれが印象に残ったかといえばこれかも。
意表を突くつまらなさというか、なんじゃこりゃ~感があって。

青海波のリストウォーマー (2)

ここまで編んで、ちょっと小さいのに気がつきました。
そういえば、この本から別のものを編んだときも小さかったのだった!
全然学習できていない悲しいにわとり頭。

でも伸びるみたいだから大丈夫・・・なんだけど予定外。
以前から Nereid Fingerless Gloves を編みたいと思っていたらこの本が出たので、これに親指を付けるつもりだったんです。ところがこれは手首用で、指のあたりまで下げるには細すぎるし、さらに小さく編めちゃってダメ押しです。ちゃんとサイズ確認しないといけませんね~。
なんとかこれを広げられないかと思ったけど、親指付きはまた改めて編むことにします。