ゾンビ3本

ゾンビ・アルカトラズ (2012)

ゾンビの大群から逃れ、アルカトラズ島で治療法を研究している科学者たち。
しかし島にもゾンビたちが漂着してきたため、ワクチンを開発中の本土の研究所に向かう。

あまりアルカトラズ島は重要じゃないです。ゾンビを監禁して研究するというのは『死霊のえじき』に似ていなくもないけど、特に面白いことにはなりません。
感染してから発病?までが異様に速くて、そのため珍しいシーンもありました。
ゾンビの暴れぶりは派手だけど、メジャーな出演者のわりにドラマが薄味です。


ロンドンゾンビ紀行 (2012)

建設現場で古い墓地を開いたことから、作業員や下町住民のゾンビ化が始まる。
一方、取り壊し間近の老人ホームを救うために、若者たちが銀行強盗を企てていた。

ちゃんとした作りだけど意外性には乏しいゾンビ・コメディ。
目新しいところは老人と緩慢ゾンビの対決、それとコックニーかな・・・。


キング・オブ・ゾンビ (2013)

ゾンビが発生した田舎町、その原因は亡くなった妻を生き返らせたくて、ブードゥー教の悪の神と契約した男にあった・・・はずなのに、奇妙な出来で困惑させられます。

もしや『ペットセメタリー2』で母親を蘇らせたエドワード・ファーロングのために妻を蘇らせるなんて話を作ったのでは?と思うほどよくわからん必然性の無さ。
生存者たちの彷徨がメインですが、ゾンビとしてもコメディとしてもオフビートすぎて困っちゃいます。
ゾンビより人間(軍)のほうが怖いのでは?なんて、その辺りはいい線なのに。

ラストはちょっと面白かったかな。
この映画が前フリで、次回作で本格的な闘いが繰り広げられる・・・わけないか。

でも今回の3本の中で、どれが印象に残ったかといえばこれかも。
意表を突くつまらなさというか、なんじゃこりゃ~感があって。

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