シャム猫ココシリーズ

リリアン・J・ブラウン著
The Cat Who… 羽田詩津子 訳

「猫は~」で始まるシリーズ29作と関連作品を読みました。
以前読んだ第4作の『猫は殺しをかぎつける』に毛糸などが出てきましたが、それほど興味をそそられる感じではなかったので以降は手をつけていませんでした。それから編み物が登場する作品があると知って全部読んでみると・・・なんとなんと、29作中15作に編み物やニットなどが登場しているではありませんか!

そもそも3作目まで書いて4作目が事情によりお蔵入りになり、18年後にシリーズが再開したとのこと(Wikipediaより)。

それまで都会で新聞記者(のちにグルメ担当)をしていた主人公が、5作目からはどこからも400マイル北にあるムース郡に移住して地方新聞のコラムを執筆します。主人公がスコットランド系ということがクローズアップされ、ハイランド大会というスコットランド出身者のお祭りもあります。冬は雪に埋もれるようなところで、編み物にはうってつけになってきているんです。

探偵でもないし田舎町でよくまあ事件のネタがあるものだと思いますが、さすがにマンネリ化したり無理のある展開が出てくるのは否めません。それでも読んでしまうのは編み物発見!効果(+猫効果)ですかね・・・。
シリーズではない短篇集『猫は14の謎をもつ』にも編み物が登場します!

4件のコメント

  1. 読んでみる気になっちゃいました!
    シリーズの中で、おろち様的に これがイチ押し!とか ありますか⁉

    1. そうですねぇ・・・どちらかというと人間模様+猫模様をたのしむシリーズって感じなので、途中だけだとイマイチかもしれないです(私の最初の印象のように)。5作目から舞台が変わるのでそれは外せないし、それ以前の話あっての部分もあるので、月並みかもしれませんが、1作目から順番に・・・がおすすめです。

      とりあえずボチボチと6作目(多い?)くらいまで読んでみては?4作くらいは編み物が出てくるかも。そこまで興味が持たなかったらごめんなさい!
      順番はここで確認「シャム猫ココシリーズ」
      https://ja.wikipedia.org/w/index.php?curid=1590518
      それほど長くないし(特に最後のほうは薄くなっていきます)すぐに読めちゃいます。

      「猫は14の謎をもつ」はシリーズ外の短編なので、まずはこれをというのもいいかもしれません。

      感想聞かせてくださいね~♪

  2. お返事 どうもです!
    ご意見を参考にして、ボチボチはまってみようと思いますっ!

    1. はーい。
      私の感想は例によってマシマシなので厳しく!判定してください<3

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