髪結いの亭主 【発見】

Le mari de la coiffeuse (1990) フランス
監督:パトリス・ルコント
出演:ジャン・ロシュフォール、アンナ・ガリエナ

■あらすじ
12歳の少年アントワーヌは、女性理髪師に調髪してもらうひとときにうっとりし、将来は「女の床屋さんと結婚する」と心に決める。やがて中年になった頃、若く美しい理髪師マチルドと結婚し、夢のように幸せな10年が過ぎた・・・。

■雑感/編みどころ
少年時代をノルマンディーの海岸で過ごしたアントワーヌは、兄とともに母のお手製の毛糸のパンツをはいて砂浜で遊び興じていました。ほかの子供たちはそんなパンツをはいておらず、苦い思い出として残っていたようです。
色は赤で、白と緑の縁取りがあり、腰にサクランボをかたどった飾りがついていますが・・・見た目の問題ではなく、乾かないので「1日中濡れっぱなし」「1週間も使っていると股がひりひりする」のが悩み。「この水着を編み 4年も はかせた母を大いに恨んでいる」という一方で、股間への興味やいたわりを覚えたとのこと。

この毛糸のパンツを兄が保管していて、アントワーヌとマチルドが結婚したときにお祝いとして持ってきます! 当時は大きかったけど今ならピッタリ?ってサイズ。「今夜 はけ」なんて言われます。古いわりには保存状態良し。

また、マチルドに理髪店を譲った男性は、引退して施設に入居しています。
そこへ2人が面会に行った際、庭のベンチに編み物を手にしている人がいました。

編みシーンはないけど毛糸の海水パンツは大収穫!

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