ワンス・アポン・ア・タイム 【発見】

第2シーズン第10回 「コオロギは鳴く」(2014/11/27放送)

Once Upon a Time (2011– ) 米ABC
NHK BSプレミアム (2013/9~)

赤ずきんのおばあちゃんが、おとぎの世界で編んでいました!
右手で糸をかけるアメリカ式です。

・・・知った風なことを書いていますが、今までこのドラマを見ていなかったので、おとぎの世界とか赤ずきんとか、何のことやらサッパリわからんでした。昨日までは。

それを途中から見てみた理由は・・・
Robert Carlyle knitting で画像検索してみてください。

ロバート・カーライルが編み物してる!
『ワンス・アポン・ア・タイム』に出演してたの?
と遅まきながら知りまして、画像はプロモーション用で本編には無いかもしれないけど、ちょうど放送中だから見てみたところ、おばあちゃんの編みシーン発見と幸先の良いスタート。
(この再放送は11月29日(土)午後4時30分~)

どんな物語なのかよくわかっていませんが、wikiによると
おとぎ話のキャラクターたちが、魔女の呪いによって本来の記憶を失い、現代のアメリカで暮らしているという設定の物語である。
だそうで。
そんな番宣うっすら見てたような気がします。

おとぎの世界の現在と過去、ストーリーブルックという登場人物たちが暮らしている現代アメリカの小さな町での出来事が目まぐるしく交錯します。
タイムトラベルものに似たところもあるのかな?

編みシーンは他にもありそうなので、この際DVDで第1シーズンからチェックしていきたいと思います。本国では第4シーズンが放送中、まだまだ続きます・・・。

また映像の原作本

『モル・フランダーズ』 ダニエル・デフォー

Moll Flanders (1722) 伊澤龍雄 訳(岩波文庫)

映画版『モル・フランダース』(1996)に編み物が少し登場したのをきっかけに興味はあったものの、この映画化がピンと来なかったので掘り下げは後回しにしていました。
でも他の映像化があるらしい・・・と見てみたドラマ版『モール・フランダース 偽りと欲望の航海』(1996)が面白かったので、原作を読まねば!となった次第です。

■あらすじ
上巻表紙より
女主人公モル・フランダーズの60年は、牢獄で生まれ、情婦12年、人妻5回(うち1回は実の弟)、流刑8年という波瀾にみちたものだった。その彼女も最後は裕福になり、遺産贈与の証書を息子に渡す。そして、牢獄で再会した昔の夫とともにイギリスに戻り、過去の邪悪な生活を悔いつつ余生を送る日々であった。
波瀾万丈すぎるのでは・・・。

■雑感
残念ながら編み物は登場しません。
原作はドラマ版に近いですが、主人公がやむにやまれず悪事を働くこと、運命のいたずらによって窮地に追い込まれてしまうことなどがより強調されています。かなり言い訳臭い感じもしますが、仕方ないのでしょう。当時の社会で女性が一人で身を立てる大変さは伝わってきます。

ちなみにドラマ版で描かれていたのは前半生まででした。

デフォーというと子供の頃の愛読書だったロビンソン・クルーソーの作者のイメージしかなかったけど、本人も波瀾万丈な人生を送ったようです。他の作品も読んでみるつもり。

上記2つの映像化以外の映画化作品に編み物が登場していました。後日紹介します。