塔の上のラプンツェル 【発見】

Tangled (2010) アメリカ
監督:ネイサン・グレノ、バイロン・ハワード
出演:マンディ・ムーア、ザッカリー・リーヴァイ

■あらすじ
ケガや病気を治すという魔法の花があった。
王妃が出産間近に容態が悪くなり、王は花を探し出し無事に王女が誕生した。
密かに花の力で若さを保っていた老婆ゴーテルは、王女ラプンツェルを誘拐して森の奥で育て、髪に宿る魔法の力を利用する。
ラプンツェルはゴーテルを母と慕い、言いつけを守って塔の上で暮らしていたが、18歳になり外の世界への興味は募るばかり。そこへお尋ね者フリンが飛び込んできた。

■雑感
ヒロインが幽閉されていたわりに人見知りせず、おっちょこちょいで明るい性格なのもあって、あまり昔話らしくなく、くだけた感じです。
ゴーテルは魔法使いってわけでもなく、若返って何をしていたのか私生活がわからず、花を奪われて気の毒なようでもあり、そこが何となくスッキリしませんでした。

■編みどころ
冒頭のミュージカルシーン「自由への扉」の中で、ラプンツェルが塔の中で時間を持て余し、絵を描いたりギターを弾いたり料理をしたり・・・そのひとつに編み物が登場!
右の指に糸をかけて、グレーの長いマフラーのようなものを編んでいます。

また、荒くれたちが集まる酒場でのミュージカルシーン「誰にでも夢はある」は、たむろしている乱暴者たちが自分たちにもいろんな(見かけによらない)夢があるという歌。
お花屋さん、ケーキ屋、編み物、裁縫・・・などが歌われ、小さな緑色の靴下を編んでいる大男がいます。これもアメリカ式。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA