猫頭

Midnight Romeo – Dr. Love

ちょっと前に羊毛フェルト製「リアル猫ヘッド」が話題になり、思い出して聴いたせいか後半に出てくる猫頭が目の前にちらついて(だいぶ違います)。


ビデオは Dr. Love が思い浮かびつつも曲は Lonely Dancer のほうがループしてます。

去年新譜 Le Luxe が出ましたが、上の2曲は2011年のアルバム Telephone に収録されています。このバンド好きなんだけど、あまり紹介されませんね~。

チャイルド・ショック 【発見】

The Unborn (1991) アメリカ
監督:ロッドマン・フレンダー
出演:ブルック・アダムス、ジェフ・ハイエンガ、ジェームズ・カレン

一応ホラーの部類になっているので苦手な方はご注意ください。
※邪悪な赤ちゃんモノです。かなり内容に触れています。

■あらすじ
ヴァージニアとブラッドは、必ず成功すると評判の医師の不妊治療を受けた。
妊娠して喜んだのもつかの間、同じ治療を受けた妊婦に異常が起きたり、すでに誕生していた幼児の行動がおかしかったりする。不安要素が積み重なるうち、胎内で意思を持っているような反応がありヴァージニアはついに闇中絶医のもとへ。しかしその夜、家で休んでいるヴァージニアに赤ちゃんの泣き声が聞こえ、その声に導かれるようにゴミ箱から赤ちゃんを連れ帰る。

医師は遺伝子操作で優秀な子供を作るのが地球のためだと信じていた。
化け物を作るために体を利用されたと怒るヴァージニアに、「君たちを苦しめて申し訳なかったが もう母体は必要ない」と嬉しそうにガラス容器の中で育つベビーたちを見せる。もちろん、ヴァージニアが許すはずもなく・・・。

■雑感
『アンボーン』(2009)と同じ原題だけど無関係。

この系統の映画は70~80年代に数多く作られていますが、本作は90年代の作にしては映像が古臭いです。ベビーの姿はいかにも異形っていうより変顔のおっさんみたいで、金剛力士像の顔にも似てます。

巷の評価は低いけどまったくダメ映画なのかというとそうでもなく、ブルック・アダムスの好演もあって悪くないと思います。ジェームズ・カレンがもっと怪演してくれると良かったのですが。

編みどころ以外の注目点、オープニングタイトルからおおっ!?と思った音楽はゲイリー・ニューマンでした。これもあって捨てがたい映画になっている気がします。のちにインストアルバムとしてリリースされた Human (1995) には、映画で使用された以上に多くの曲が収録されています。

OP曲
Gary Numan & Michael R. Smith – Human (The Unborn Soundtrack) – “The Unborn”
編み針のシーンの曲もある!
Gary Numan & Michael R. Smith – Human (The Unborn Soundtrack) – “Needles”
素晴らしい~。

■編みどころ
編みシーンはありませんが・・・。

ヴァージニアの母親から小包が届き、中には白い毛糸と編み針が入っています。「編み物なんてできるのか?」というブラッドの言葉ですが、赤ちゃんが表紙の編み物本も一緒に入っていました。

その後、ソファの上に編み物があったので少し編んでみたのかなと思います。

ヴァージニアが中絶したと聞いて動転し出て行ったブラッドは、やり直そうと戻ってきます。そこで見たものはヴァージニアに抱かれているベビーの姿。自分の姿を見て驚くブラッドに怒り、ベビーは手近にあった編み棒をブラッドの顔めがけて・・・。
このシーンはこの映画いちばんの見どころと言っていいでしょう!
かなり念入りに作られています。何度もスロー再生してしまいました。
赤ちゃんの体格からするとやり投げくらいのサイズ感で、見事にキメています。
B級ホラー好きの方にはおすすめできます。

この監督はパッとしないんですが、『アイドル・ハンズ』(1999)でも編み物発見!に貢献してくれているのが不思議。


続編 “The Unborn II”(1994) というテレビ映画が『オーメン1999』(!)の邦題で出ています。発売元が変わったので『チャイルド・ショック2』にはできなかった、というかその気もなかったのでしょうか。

内容は・・・前作からさほど月日が経っていない頃、邪悪な赤ちゃんを育てている主人公(前作とは違う)は、ベビーの様子がかなりおかしいにもかかわらず、マインドコントロールされている感じで面倒を見ています。
その頃、赤ちゃんや子供が殺される事件が発生。犯人は別の被害者女性で、邪悪な赤ちゃんたちを始末しながら主人公のもとにもやってきますが、主人公を助けるように見えた男(前作の狂博士の弟子)にやられます。正気に返ってベビーと対決しようとした主人公は・・・というものです。

ベビーの姿は前作よりも『悪魔の赤ちゃん』(1974)に近くて酷いです。
編み物も出てきませんし、あえて見なくてもよかったと思いますが、見てみなければわからないので結果的にこんなものばかり見ているような・・・。

その後:
前述の『オーメン1999』のビデオに『オーメン黙示録』(1996)という映画の予告編が入っていまして・・・これが気になって仕方ないので鑑賞したところ、中世イタリアを舞台にしたクラシックな悪魔もので(もちろんオーメンシリーズとは無縁)なかなか良かったです。で、『オーメン黙示録』のビデオに入っていた『オーメン1999』の予告編が笑えました。

オーメン、オーメン2、オーメン最後の闘争・・・・新オーメン(ここから徳間ジャパンの販売)、そして「オーメン1999」などと宣伝していて、新オーメンの時点で何の関係もないものを持ってきて既成事実を作っているという恐るべき戦略が。オーメンっていう言葉を一般名詞?とすればこれもありなのか。”The Unborn II” は「チャイルド・ショック2」にできなかったのではなく、自社のオーメンシリーズの格好の素材だったというわけなんですね・・・。

コリアンダー終わり

花が咲き始めてしまったのでもういけません。
細~~い葉っぱしか出なくなっちゃいます。

収穫量はいまひとつというか全然ダメでしたね。
お店で買った方が安上がりだけど、思い立った時に手に入らないしなー。
新しくタネを蒔いてみましたが、この環境ではまた同じかしら。
もっと日陰に置けると良いのですが・・・。

日本一のホラ吹き男 【発見】

1964年 東宝
監督:古澤憲吾
出演:植木等、浜美枝、曽我廼家明蝶、山茶花究、飯田蝶子

■あらすじ
大学生の初等(はじめひとし)は陸上競技の三段跳びの選手として東京オリンピックを目指し練習に励んでいた。ケガをして故郷で療養するが、復帰できなくて絶望する。そんな時、工事現場からご先祖様が書き残した伝記が掘り出され、先祖のはじめのすけが大ボラを吹き、かつ実行しながら出世してきた人生を知って、自分もトントン拍子に出世しようと発奮する。

■雑感/編みどころ
主人公はあまりにも図々しいのですが、かつての無責任男シリーズから路線変更して、大ボラを実行するところが取り柄で嫌味がないです。

等は第一歩として日本一の好調な企業である増益電機(マスマスでんき)に入社しようと面接試験を受けるも失敗、臨時雇いの守衛になり社長の趣味のゴルフを通じて取り入ります。目標は役職を三段跳びに昇ってミス増益電機の可那子と結婚することですが・・・。

映画のラスト、等と可那子は別荘(?)のデッキでくつろいでいで、可那子はかぎ針のレース編みをしています!

こういうラストシーンは他の映画でもあったような・・・。

新・京都迷宮案内 【発見】

『新・京都迷宮案内5 最終話』(2008) テレビ朝日
サブタイトル「10年目の罠!1億円を拾った姉妹の秘密・・・」
出演:橋爪功、市原悦子、国生さゆり、馬渕晴子、小木茂光、西田健、北村総一朗

■あらすじ
一千万円拾得騒ぎがあったのを機に、10年前に一億円を拾った中年姉妹のその後を取材することになる。姉は金目当ての息子夫婦と同居、妹は介護の仕事をしながら自由に暮らしているようだが・・・。

■雑感/編みどころ
再放送を偶然見かけて発見しました。

妹(市原悦子)は人気子役だった過去があり、姉(馬渕晴子)とは確執がある様子。『何がジェーンに起ったか?』みたいになるのではと思いましたが、そういう話ではありませんでした。

馬渕晴子が赤系の色の毛糸で棒針編みします。
右手で糸をかけるアメリカ式です。

快楽 【発見】

Le plaisir (1952) フランス
監督:マックス・オフュルス
出演:クロード・ドーファン、ギャビー・モルレー、マドレーヌ・ルノー、ダニエル・ダリュー、ピエール・ブラッスール、ジャン・ギャバン、シモーヌ・シモン
原作:モーパッサン

■あらすじ
第一話「仮面」
美男でモテた過去が忘れられず、若い男のマスクをつけてダンスホールへ出掛けては倒れるまで踊る老人。苦労のさせられ通しだった妻は呆れながらも「長生きして踊り続けて欲しい」という。

第二話「メゾンテリエ」
ある種の館に紳士たちが訪れ、グラスを片手に女の子と戯れマダムと語り合う。いつものように行ってみると店が閉まっていて灯りはなく誰もいない。ここを楽しみにしていた殿方は意気消沈するが、マダムとご婦人たちは臨時休業して田舎で英気を養っていたのだった。店はすぐに再開され、喜ぶ客とお祭り騒ぎが続く・・・。

第三話「モデル」
モデルと画家が一緒に暮らすようになるが、ふとしたことで喧嘩してから関係は悪化する一方。家を出て自由になったと思っていた画家を、彼女は捜し続け追いかけてきた。

■雑感/編みどころ
編み物が登場するのは第二話。
1階は安っぽいカフェだが「上品な雰囲気の2階ではジュピターの間で3人の女性がもてなした」そうで、そのうちの田舎ふうのフェルナンド(ポーレット・デュボスト)が、スープを飲んだりしながらかぎ針編みしていました。

原作はどれも未読なので、近いうち読んでみようと思います。

連休終わり

高野山に一泊してきました。
ほとんど移動で、御開帳を見ただけという感じです。

ちょうど夜の番組で中継があった日で、すぐ近くで生中継しているのを宿のテレビで見るのが変な感じでした。↓このライトアップはテレビ局が。


お地蔵さんのニットも収穫がありました。
いずれまとめたいと思ってます・・・。


明日出張なので気分的に休めず、連休があったような気がしません。
ほんとにココに行ったんだろうか~。

白と黒 【発見】

1963年 東宝
監督:堀川弘通
出演:小林桂樹、仲代達矢、井川比佐志、乙羽信子、淡島千景、大空真弓

■あらすじ
弁護士の浜野は恩師の宗方弁護士の妻である靖江と深い仲だった。
ある夜、靖江に罵られた浜野は靖江の首を絞めて殺す。
宗方家を訪問したことを知られている浜野は自分が真っ先に疑われると思っていたが、前科四犯の脇田という男が逮捕され殺害を自供した。

死刑廃止論者である宗方が脇田の弁護を引き受け、罪の意識に苦しむ浜野も一緒に弁護に当たる。酒の席で酔った浜野は検事の落合に、脇田には殺人の証拠がないだろうと執拗に絡んできた。そこに違和感を感じた落合は詳しく調べ始める・・・。

■雑感/編みどころ
二転三転して面白かったです。
脇田が殺していないとなると当然自分が容疑者になるとわかっていながら、無実だと思っている人間が死刑になるのに耐えられない浜野は、深夜に落合の家を訪ねます。そのとき落合の妻(乙羽信子)が編んでいました!

この夫婦には小学生くらいの男の子と女の子がいて、編んでいたのは大きさからして男の子用のセーターではないかと思います。アメリカ式の棒針での輪編みで、ネックから編むセーターみたいです。
映画の最初のほうで妻が着ていたカーディガンも手編み風でした。

今年最初の収穫

去年の冬に蒔いたコリアンダー。
大きくならないし葉っぱの色が悪くて・・・。
(手前がずいぶん小さいのはスズメに踏まれたからかも)

これはきっと栄養が足りていないんだろうと肥料をやって2週間。
色が良くなり元気に育ってる!

暑くなってきたので冷やし中華風の麺と一緒にいただきました。
毎度のことだけど、すでにとう立ちしそうな気配が。
早めに利用することにします。