白と黒 【発見】

1963年 東宝
監督:堀川弘通
出演:小林桂樹、仲代達矢、井川比佐志、乙羽信子、淡島千景、大空真弓

■あらすじ
弁護士の浜野は恩師の宗方弁護士の妻である靖江と深い仲だった。
ある夜、靖江に罵られた浜野は靖江の首を絞めて殺す。
宗方家を訪問したことを知られている浜野は自分が真っ先に疑われると思っていたが、前科四犯の脇田という男が逮捕され殺害を自供した。

死刑廃止論者である宗方が脇田の弁護を引き受け、罪の意識に苦しむ浜野も一緒に弁護に当たる。酒の席で酔った浜野は検事の落合に、脇田には殺人の証拠がないだろうと執拗に絡んできた。そこに違和感を感じた落合は詳しく調べ始める・・・。

■雑感/編みどころ
二転三転して面白かったです。
脇田が殺していないとなると当然自分が容疑者になるとわかっていながら、無実だと思っている人間が死刑になるのに耐えられない浜野は、深夜に落合の家を訪ねます。そのとき落合の妻(乙羽信子)が編んでいました!

この夫婦には小学生くらいの男の子と女の子がいて、編んでいたのは大きさからして男の子用のセーターではないかと思います。アメリカ式の棒針での輪編みで、ネックから編むセーターみたいです。
映画の最初のほうで妻が着ていたカーディガンも手編み風でした。

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