ペンギンが行方不明! 【発見】

えっ、どこのペンギン?
それは・・・

・・・

この連絡をもらってから思い出し笑いが止まりません(ごめん)。

Suicaのペンギン フェザールーをダウンを洗う要領でそぉ~っと洗ったんですって。そしたらペンギンが消えたと(もう書きながらもこみ上げてきて・・・くっ、苦しい、ごめん)。

きっと水を浴びて大海原が恋しくなって泳いでったのでは。
しかし見事にペンギンだけが消えてるって何故?JR東の陰謀かしら。
ちょっと脆すぎますよね・・・製造元にワッペンだけ転がってないかな?

ペンギンが消えて落ち込んでる持ち主には気の毒だけど、このニュースでしばらく乗り切れそうです(ごめん)。

不謹慎なのでタイトルで連想した映画『猫が行方不明』のエンディング曲でクールダウン。

Portishead – Glory Box

幸福なる種族 【発見】

This Happy Breed (1944) イギリス
監督:デヴィッド・リーン
出演:ロバート・ニュートン、シリア・ジョンソン、ジョン・ミルズ、ケイ・ウォルシュ、スタンリー・ホロウェイ

■あらすじ
ロンドンのある家族の1919年から1939年までの物語。

第一次世界大戦が終わり、兵士たちが復員してきてロンドンは明るいムードに包まれた。
ギボンス一家はフランクとエセル夫妻と3人の子供たち、エセルの姉シルビアと母のフリント夫人らと南ロンドンの住宅で新生活を始める。偶然にもお隣さんはフランクの戦友で気の合う仲、未亡人で愚痴の多いシルビアとフリント夫人は口論ばかり、子供たちも成長し賑やかに暮らしていた。

長女と長男がそれぞれ結婚して安心したのも束の間、次女は家を嫌って出てゆき、予期せぬ不幸も起こった。やがてフリント夫人は亡くなる。そしてまた思いがけない喜びもあった。

再び戦争が始まって空襲が心配されるようになり、夫妻は20年間暮らした家を後にする。寂しさだけではなく希望も持って・・・。

■雑感
タイトルに拒否反応を起こしてなかなか見る気がしませんでしたが、『イン・ウィッチ・ウィ・サーヴ』、『大いなる遺産』(1946)で編みシーンが発見されているのでデヴィッド・リーンにはお世話になっています(すべてにジョン・ミルズが出演しているのも縁でしょうか)。食わず嫌いはいけませんね。

■編みどころ
フリント夫人が棒針で、淡いピンク色のマフラーに見えるものをイギリス式で編んでいました。

また、長女のヴァイに毛糸のかせを持たせてシルビアが巻き巻きしているシーンも!
予告編にその場面があるのですが、本編と異なるアングルだし衣装も微妙に違います。ヴァイが映っていますが背を向けている相手はシルビアではないようだし・・・編集前のものなのでしょうか?

Noel Coward’s This Happy Breed

モスクワは涙を信じない 【発見】

Moscow Does Not Believe in Tears (1979) ソ連
Москва слезам не верит
監督:ウラジーミル・メニショフ
出演:ヴェーラ・アレントワ、イリーナ・ムラヴィヨーワ、アレクセイ・バターロフ、ライサ・リャサーノワ

■あらすじ
カーチャ、リューダ、トーシャの若い3人はモスクワの寮で暮らす労働者。
昇進試験を受けたり出会いを求めたりする日々だったが、トーシャは地味ながらも早々と結婚を決めた。残る2人は親戚の家に留守番しに行った機会に大学教授の娘だと嘘をついてパーティを開き、リューダも結婚相手を見つける。カーチャもテレビカメラマンのルドルフと出会って妊娠するが、嘘がバレると捨てられてしまった。

やがて20年経ち、皆いろいろあり・・・。

■雑感/編みどころ
女性3人は、それぞれの道を行きながら20年後も親友なのが良かったです。
カーチャが後半出会うゴーシャが素敵すぎ。

カーチャとリューダが大学教授の高級マンションに滞在して帰る際、エントランスで管理人らしき人が椅子に座って編んでいました。また、カーチャとルドルフが公園(ゴーゴリ並木通り?)で別れ話のとき、ベンチで輪編みしているご婦人がいました。金属製らしき棒針がずいぶん曲がっています。

ホラー・シネマ・パラダイス 【発見】

All About Evil (2010) アメリカ
監督:ジョシュア・グランネル(ピーチズ・キリスト)
出演:ナターシャ・リオン、ジャック・ドナー、トーマス・デッカー、ノア・セガン、カサンドラ・ピーターソン、ミンク・ストール

※ホラーコメディです。苦手な方はご注意ください。
※内容に触れています。

■あらすじ
デボラは内気な女の子。ヴィクトリア劇場という小さな映画館を営む父から「スターの素質」を持っていると言われ、ハリウッド女優になるという期待をかけられている。それに応えようと舞台に上がって歌うが、緊張のあまりおもらしをして感電してしまった(母親は舞台の袖で大笑い)。

時は流れ、図書館員として働くデボラ。亡き父の遺志を継ごうと、劇場をホラー専門の深夜映画館として営業を続けていたが、劇場を売ることにした母はデボラをいたぶって書類へのサインを迫る。追い詰められたデボラはペンを母親の首へ・・・タガが外れた彼女は13金のジェイソンの母が乗り移ったかのよう。自分の「スターの素質」に悦に入るデボラ。その一部始終は防犯カメラに収められていた。

やがて映画が始まらないことに騒ぎ出す(まばらな)観客に気づき映写室へ向かったデボラは、あれこれ操作するうち防犯カメラの映像を再生してしまう。これが本物とは知らない観客に大ウケし、短編映画「監視カメラ殺人」は評判を呼び次作も期待される。こうして殺人映画を撮り始めることになった。

撮影や後始末を率先してやってくれる老映写技師のミスター・トウィグスに加え、7歳から11年病院に入っていた殺人犯の双子、路上強盗犯の男を仲間にして精力的に制作するデボラだったが・・・。

■雑感
タイトルをはじめ、クレジットに出てくるポスター、作中のパロディ映画などあまたの作品にオマージュを捧げているのに加え、ホラー映画好きの高校生スティーブンの母親役が『エルヴァイラ』の人だったり(部屋に貼ってあるエルヴァイラのポスターを本人が見るシーンが良い)、ジョン・ウォーターズ映画の常連ミンク・ストール、監督のピーチズ・クライストが出演もしているなど話題には事欠きません。ジョン・ウォーターズ、フランク・ヘネンロッターも絶賛しているとか。

双子も強盗男も面白いキャラですが、ジャック・ドナーが演じるミスター・トウィグスを一押しです。デボラは誰かに似ているような気がするんだけど・・・思い出せません。映画の結末はちょっと悲しいですが、今のご時世、仕方ありませんね。

■編みどころ
最初の自主製作映画は『二都物語』のパロディでした。
18世紀風の衣装でギロチンの前で編み物をしているデボラ。この編地がなんだか大物です。棒針編みでスカラップ模様みたい。どこから持って来たんでしょう?
編み針で痛くする場面もあり(ハッキリ言いますとグサッとやってます)。

罪と罰 白夜のラスコーリニコフ 【発見】

Rikos ja rangaistus (1983) フィンランド
Crime and Punishment
監督:アキ・カウリスマキ
出演:マルック・トイッカ、アイノ・セッポ、エスコ・ニッカリ、マッティ・ペロンパー、オッリ・トゥオミネン

■あらすじ
食肉処理場での仕事を終えたラヒカイネンは、ある家に行き男を射殺した。
目撃者で顔見知りのエーヴァは警察に話さない。
早くから容疑者として調べられるラヒカイネンだが、エーヴァは面通しで違うと答える。
エーヴァに自首を勧められるが国外逃亡を図り・・・。

■雑感/編みどころ
ドストエフスキーの『罪と罰』をベースにした監督初の長編作品です。

事件を担当している刑事が、自宅のリビングで妻とテレビを見ています。そこにラヒカイネンを尾行していた部下の刑事から電話がある・・・というシーンで、刑事の妻が編んでいました!

かぎ針編みをしていて、片付ける際に編み針を無造作に編み物に突き刺します。

こういうシーンは映画ではよく見るけど実際にやるんですか?
編みかけのものでも毛糸玉でも、針を突き刺すなんて糸が割れそうでとてもできません。棒針でも考えられない(編地の目に通すならあり?)。ましてやかぎ針なんて・・・。

Más negro que la noche 【発見】

Más negro que la noche (2014) メキシコ、スペイン
Darker Than Night
監督:Henry Bedwell
出演:Zuria Vega、Adriana Louvier、Eréndira Ibarra、Ona Casamiquela、Margarita Sanz

以前編み物発見!をした Blacker Than the Night のリメイクです。
※内容に触れています。

■あらすじ/雑感
オリジナルと概ね一緒ですが、最終的には別物でした。

登場人物の名前が変わっていたり、おばさんが亡くなるのが編み物中→就寝中、友達のペットがカナリア→フェレットなど細かい相違はあります。主人公が幼い頃屋敷に住んでいたとか、おばさんが若い頃に起きた出来事などオリジナルには無かった話も加えられています。

これらは大した違いではないけど、オリジナルでは主人公はあくまでも傍観者で惨事のあった家を後にするのに対し、リメイク版は主人公とおばさん(の亡霊)が一体化してゆき、遂には館の主になります。

オリジナルのミステリアスな雰囲気は無く、凡庸なホラーという感じでした(編み物と猫が登場しなければ、主人公が杉本彩似なのだけが記憶されたかも)。リビングでテレビを見るシーンがあって、オリジナル版が映っていたのがちょっと面白かったかな。その他は適当さも目立ちます。

■編みどころ
オリジナルと同様、映画の冒頭に暖炉の前で猫のベッケルが見守る中、おばさんが編んでいます。編み方はアメリカ式になっていて、猫と毛糸の絡みはありませんでした。

編み棒が凶器になるシーンも別の形で残っていました。太い木製の編み針を左右の手に1本ずつ持ち、一気に・・・スムーズに刺さりすぎなのはもはや人間業ではないので良しとしましょう。

編みシーンも凶器シーンも、オリジナルよりパワーダウンしていて残念です。

ラストエンペラー 【発見】

The Last Emperor (1987) イタリア/中国/イギリス
監督:ベルナルド・ベルトルッチ
出演:ジョン・ローン、ジョアン・チェン、ピーター・オトゥール、イン・ルオチェン、ヴィクター・ウォン、デニス・ダン、坂本龍一

■あらすじ
幼くして清朝の皇帝に指名された溥儀は、紫禁城から出ることを許されず成長した。イギリス人家庭教師や西洋風の教育を受けた妻たちとの近代的な生活を送っていたが、やがて政変が起きて城から追放され、日本の傀儡としての満州国皇帝となる。
日本の敗戦後、亡命しようとするもソ連に捕えられ、1950年に中国に送還される途中、ハルビン駅の洗面所で自殺未遂をした。
中国に送還されると政治犯収容所に入れられ、罪を告白することを要求される・・・。

■雑感/編みどころ
溥儀は戦争犯罪人として拘禁されたのち、1959年に特赦され一般人となります。
映画の終わり近く、彼が北京植物園で庭師として勤務しているところに編みシーンが!

植物園の職員らしき人たちが詰めている場所で女性が編んでいました。
棒針での輪編みで、右手で糸をかけるイギリス式っぽい達者な手つきです。

とらのママさんに教えてもらってからずいぶん経ってしまいました。
見過ごしそうな場面なのにさすがですね~。
いつも情報ありがとうございます!

細い赤い糸 【発見】

飛鳥高 著(双葉文庫)

近松丙吉シリーズのドラマ版に編み物が登場したので原作を読んでみました。

期待どおり編み物が出てきましたが、ドラマ版とは全然違いました。
ドラマでは少女の母親が編んだ赤いカーディガンが中軸で色々とエピソードもありました。ところが小説では母親の話はほとんどなく、赤い糸も編み物ではなく綿のコートのものでした。

小説で編み物をしていたのは会社勤めの女性です。
昼休みに人気のないオフィスの真ん中でレースの手袋を編んでいて、同僚と話しながらも編みます。どんな編み方かわかりませんが、かぎ針の可能性が高いでしょうか。

別の登場人物の女性が
赤いざくざくに編んだセーターを着て
というのもあります。

現代の既存のシリーズに脚色したドラマに比べると、原作はもっと重くてやるせないです。
編み物の出番はドラマ版の方が多かったですね。

バルフィ!人生に唄えば 【発見】

Barfi! (2012) インド
監督:アヌラーグ・バス
出演:ランビール・カプール、プリヤンカー・チョープラー、イリヤーナ・デクルーズ

■あらすじ/雑感
生まれつき耳の聞こえないバルフィは、度の過ぎたいたずらで周囲の人を楽しませ、怒らせ、幸せにした。彼を愛した二人の女性の物語。

予備知識なく見ていて、この美少女は誰?と思ったらプリヤンカでした。
言われてみれば確かに・・・でもびっくり!

■編みどころ
バルフィを妊娠中の母親が編んでいました。↓こちらの3:28~辺り。

日本版の予告編には入っていません。

ほんのちょっとだなーと思っていたら嬉しいおまけが。
エンドクレジット中の映像に、ジルミルが編みかけの後ろ身頃らしきものをバルフィの背中にあてがうシーンがあります! 緑色の毛糸で玉付きの棒針でした。