Blacker Than the Night 【発見】

Más negro que la noche (1975) メキシコ
Darker Than Night
監督:カルロス・エンリケ・タボアーダ
出演:クラウディア・イスラス、スサーナ・ドサマンテス、ヘレナ・ロホ、ルシア・メンデス、アリシア・ パラシオス、タマラ・ガリーナ

※内容に触れています。

■あらすじ
大きな屋敷で猫と暮らしている老女スサーナが亡くなった。
彼女の唯一の親戚であるオフェリアに、最愛の生き物である猫のベッケルの世話をすることを条件に遺産を譲ると遺言があるという。
オフェリアは3人の友達と一緒に屋敷へ向かった。

友達のうちピラールは猫嫌いだし、オーロラは鳥籠に入ったカナリヤを連れてきていたりと不吉な予感いっぱいの中、庭で猫を呼ぶ婦人の声が聞こえて皆は怯える。オフェリアがウェディングドレスを借りようと出しておくと、眠っている間に燃やされていたりとおかしなことも起きる。
留守中にカナリアがやられていてオーロラは大ショック。
やがて地下室で猫が死んでいるのが見つかり・・・。

■雑感/編みどころ
そもそも何で4人でやって来たのやらと思うのだけど、彼女たちはルームメイトだったので部屋を引き払って皆で移り住んだということなのでしょう。
管理人ソフィアが亡き女主人を尊敬していた様子から、ソフィアがトリックを使って脅かしているのでは?・・・とも疑いますが、霊のしわざでした。

冒頭、スサーナはイギリス式の手つきで水色の毛糸を編んでいて、足元に転がった糸玉に猫がじゃれついています。その最中に心臓発作に襲われ帰らぬ人になりました。

彼女の遺言を軽んじた者が一人また一人と消えてゆき、ソファの上に編み物が出現していたり(スサーナが編んでいた水色のもの。四角くてセーターの身頃みたい)、やましいところのあるマルタは次は自分の番だと恐怖します。
そして・・・最後の犠牲者の胸には2本の太い編み棒が!(wikiで確認

最初と最後に編み物が登場して、かなり満足しました。
余計なお色気シーンも無駄なひねりもなく、真面目すぎるくらいのオカルト作品です。

なんと今年リメイクされたのですが、評判はいまひとつ。
でも発見があるかもしれません。要チェックです!

その後:
リメイク版でも発見しました!

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