出不精人間ですが、最近は年に一度くらい未知の県に行ってみたいと思うようになりました。
今回は山形県の出羽三山へ。と言っても山登りではなく、バスで行けるところまで行ってちょっと歩く程度で、神社とお寺を見て回りました。
最初に寄った蔵王連峰の御釜は、火山口に水が溜まった緑色の湖水が見えるはずだったけど霧で真っ白、何も見えず。
蔵王温泉の観松平・いろは沼は散策できて、渡りをする蝶「アサギマダラ」に遭遇。
最初はそうと知らず、たくさん咲いているフジバカマのような花に群れているのを見てびっくり。
二日目は月山弥陀ヶ原湿原を散策・・・霧雨で滑る木道の足元ばかり見て歩き、景色はこんな感じ。誰もいなかったら何処ともわからぬ怪しい世界をさ迷い歩きそう・・・。
その後は羽黒山五重塔を見て出羽神社へ。
出羽神社内の蜂子神社にある三山の開祖、蜂子皇子の像は一般に初公開とのこと、次の機会があるかどうかわからないので拝観。
松尾芭蕉が見たのと同じ景色を見ている?
三日目は注連寺に立ち寄ってから湯殿山神社へ。
注連寺は芥川賞を受賞した森敦の小説『月山』の舞台で映画化もあるし、もっと下調べしておくのだったと思いました。映画『月山』では、このお寺にいる鉄門海上人の即身仏のレプリカを作って使用し、その後神社に納めたという話なので両方拝見。
この先は撮影禁止で「語るなかれ、聞くなかれ」の域に入ります・・・。
もっといろいろ見ておけばよかったと思うことも多いですが、また行けるかしら?