フローズン・ライター (2011)
スランプの脚本家が缶詰になって作品を書こうとする話、かもしれない。『シャイニング』のラストか『暴走機関車』くらい寒くなってみたい今日この頃、冷凍室の中でタイプライターに向かっている男性の図、というDVDのジャケットは目を引きます。
以前から気になっていたので寒くなれるかどうかはともかく、先日も久々に見たエドワード・ファーロングついでに見てみたところ、別の意味でお寒くなれました。
このDVDジャケット、海外ではブッチャーナイフを手にしたマイケル・ベリーマンが表紙なんですが、何故に日本版はこのような? 一体誰を釣ろうとしているの? 宣伝文句を鵜呑みにするほど夢見る少女じゃないやい、と思いつつも釣られてみましたが・・・。
書けない作家が「こんな話はどうかな」と思いついたものが映像化されているだけで、特にトリックがあるわけでもないので、オチがどうとか考えずヨタ話に付き合う感じです。
嫌いじゃないけど面白いというほどではないかな~。
せめて涼しくなれたら評価できたけどな~。
ラスト近くにちょっと幻想的な映像があったのが妙に面白かったです。
マイケル・ベリーマンは哀愁が漂ってました。