ブロンテ姉妹 【発見】

Les soeurs Brontë (1979) フランス
監督:アンドレ・テシネ
出演:イザベル・アジャーニ、マリー=フランス・ピジェ、イザベル・ユペール

■あらすじ
貧しさの中で想像力をもって詩と小説を残したブロンテ三姉妹の生涯。

■雑感
全編通してやつれた感じだけれど、表面には激しさはほとんどなく淡々と暮らしているかのようなので、時たま見せる明るい表情も痛々しいばかりです。

映画では兄弟姉妹四人と父親の暮らしから始まり、シャーロットが結婚したようなところで終わっているのですが、その前と後も・・・というブロンテ一家の境遇は Wikiのブロンテ姉妹 が簡潔でわかりやすいです。読んで凹みました。

■編みどころ
シャーロットとエミリーはベルギーのエジェ夫人が経営する寄宿学校に留学し、シャーロットは教授であるエジェ氏に報われぬ恋心を抱くようになります。
夫人はエジェ氏が教壇に立つ間も、皆を見渡せるような場所で編み物をします。
布製の折りたたみ式物入れから、大ぶりなものを取り出して編んでいました。

シャーロットの『ジェイン・エア』、エミリーの『嵐が丘』も映画化で知っているだけなので、アンの作品と共にいつか原作も読んでみたいと思います。

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