『ゼロ時間へ』 アガサ・クリスティー
Towards Zero (1944) 三川 基好 訳映画『ゼロ時間の謎』(2007) で興味を持ち、原作も読んでみました。
すんなり読みやすかったのは予備知識があったからかも。
映画でスッキリしなかった箇所は、やはり原作にあるものが削られているせいでした。
謎とは関係ないけど、最後の締めくくりとも言えるエピソードも映画にはありません。
観てから読んだので意外さがあって良かったけど、読んでから観たらどうなんでしょう?
映画には映像ならではの雰囲気とコミカルな部分もあって、削られているから駄目とは思いませんけどね~。
知らなかったのですが、このお話はドラマのミス・マープルもの(ジェラルディン・マクイーワン版)としてリメイクされていました。DVD「アガサ・クリスティーのミス・マープル VOL.11」に収録されていて、編みシーンがどどんと表紙になっております。
この版は真面目にチェックしていないので(以前TVで見たとき画質がクッキリすぎて引いた!?)、
編み物発見!ついでに最初から見てみますか・・・。