よじれ問題の解決!

ここで言う「よじれ」とは、編んでいるうちに糸の撚りが強くなってしまう状態のことです。よじれたことがない方には意味不明かも。関係ない方がほとんどだと思います。
(便宜上「よじれ」と呼んでいます。正しい表現をご存知の方はぜひ教えてください!)

たとえば2本取りだとこんなふうに、よじれを戻さないとどんどんエスカレートします。
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編み物を始めたのがいつだったか・・・記録によると2000年の冬頃らしいので20世紀末。基礎の本を参考にフランス式で編みますが、だんだん糸がよじれてきて編み辛くなります。当時ネットで情報を探しても、そんな悩みは見当たりませんでした。

糸の種類や編み方によっては気にならないこともあるけど、ひどい場合はしめ縄を編んだみたいに風合いが悪くて、引き揃えだと見た目も乱れています。
人差し指や他の動きに原因があるのだと思い、いろいろ試してみたものの解決せず、ある程度よじれたら糸や編地を回転させて戻すという面倒な作業を続けていました。

そんな状態で長いこと棚上げにしていた問題が、このたび思いがけず解決しました!
結論から言えば、基本をおろそかにしていただけなのですが・・・。


そもそも基礎の本にある糸のかけ方をしても、するすると糸が出て行きませんか?
小指と薬指で挟むだけでは糸が止まらないので、小指に巻きつけてテンションをかけていました。
それ自体は間違いではありません。その方向が間違っていたのです。

左図がよじれる、右図はよじれない。
何の疑問も持たずに左図のかけ方をしていましたが・・・
小指に巻きつけるかどうかはともかく、基礎の本では右図の方向。
yy1 yy2
最近、帽子編みで引き揃えを多用し、よじれの始末の悪さに業を煮やしていました。
細い半端糸があったので、ひとつの玉の最初と最後からの2本取りを2玉+別の玉・・・なんてやってみた日にはもうよじれ天国、いや地獄か。
そこで初心に返って、かけ方をお手本どおりにしたりするうちによじれなくなりまして。。。
わかってみればものすごく些細なことだったのにも驚きます。
(このために何年苦労を・・・これも問題と向き合わなかった自分が悪かったのね)

今思えば、糸を何度もかけ直すと悪化していったような気もします。
詳しいメカニズムはよくわかりませんが、小指に巻く動作でよじれを作っていたのかも?

よじれる糸のかけ方

糸を上からつかむように、向こうから手前に巻く。

よじれない糸のかけ方

手のひらは糸と垂直に、手前からはさむように巻く。


動画サイトでいろんな人の糸のかけ方を見てみると、以前の私がしていた方法の人もいるので、よじれるかどうかは人によりけりなのかも。
(Z撚りの糸とかぎ針編みのよじれについても気になりますが、それはまたの機会に・・・)

糸がよじれるとお悩みの方(いるでしょうか?)、糸の方向を確認してください。
もし以前の私と同じだったら解決するかもしれません!


最初にかける糸の方向にさえ気をつければ今までと編み方を変えなくて良いし、あれほど面倒くさかったよじれ戻しをしなくて済むし、なんて快適なんでしょう~♪
世間の人々はこうやって編み物を楽しんでいたのですね・・・っていうのが大げさじゃありません。

手がきつかったのもよじれに原因がありそうです。
(撚りがかかり糸が細くなるのと、よじれを伸ばすためテンションがかかる)
これからはもう少しゆったり編めるかも・・・第二の編み物人生元年です!


追記:この際、何も疑問を残すまいとよじれるメカニズムを究明しました。

よじれの理屈

編んでいるときの糸は、左の糸玉、右の編み目というように左右が固定されています。
この状態で途中を指でつまみ、撚りを戻す方向へ回してみます。
右側の撚りは戻りますが、撚りが逃げる場所が無いので左側に撚りがかかります。

左手に糸をかける際に上記が発生し、小指を境に撚りが糸玉側に溜まるという事態が起こり、編み始めだけは撚りが少し緩くなった部分を編むことになりますが、その後は溜まる一方です。

結論・・・よじれる原因は、結果的に指にかかっている糸の形にかかわらず、かける際に糸を回転させることにありました。

↑なんだか「究明」とか言って大げさですが、書けば書くほどしょうもないことに思えて。。。
まあ、めでたく解決したのだから良いか。
でも基礎の本に「糸の持ち方」という図が載っているけど、どうやって掛けるかは載っていないし、そこにこんな落とし穴があるとも気づかなかったのは怖いな・・・。

6件のコメント

  1. かぎ編みも棒編みも、よじれて困っておりました。でも、糸によってはよじれない時もあり、しかたのない事なのかと、半ばあきらめておりました。それが、この度、どちらも解決しました!本当に、うれしいです♪
    丁寧な解説をどうもありがとうございました。

    1. おお、本当ですか!
      なかなか同じお悩みの方と出会えないので、私だけかなーと思っていました。今でも編み方によってはよじれることもあるのですが、以前よりは遥かにマシです。

      やっぱり糸のかけ方が違っていましたか?
      解決したなんて、こちらこそ嬉しいです!
      自分で読み返してもわかりづらいですが、お役に立てれば幸いです。
      また何かありましたら来てくださいませ。

  2. 解決納得です!
    別の調べものをするうち流れ着きました。
    かぎ針編みをしていますが、毛糸のときは大丈夫なのにレース編みになるとねじれるねじれる。同じにやっているはずなのに不思議でしたが、レース糸は滑るので小指に巻いてテンション掛けるんですよね…
    レース編みはどうしても手がキツくなっていたので一挙解決しそうな予感です。次にレース編みするのが楽しみです!
    研究発表ありがとうございました(^O^)

    1. なるほど、レース編みだけとは悩みますよね。
      今まで「よじれる糸のかけ方」の方向でかけていたら、方向を変えることで改善の可能性があるかも!
      このような零細研究がお役に立てば何よりです。
      本当に厄介なよじれなので、スカッと解決するといいですね。

  3. こんにちは
    細編みのねじれを検索していて発見しました。
    もう、ず~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~っと悩まされてきた、糸のねじれが
    解消されました。
    10cm程編んでは、くるくる糸を直し・・をしていたのが、嘘のようです。
    これで2本糸も3本糸も怖くありません。
    ありがとうございました。感謝!感謝!!!

    1. 細編みにも効果あったのですね!よかったです。
      編み物が捗りますように~♪

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