フローズン・グラウンド 【発見】

The Frozen Ground (2013) アメリカ
監督:スコット・ウォーカー
出演:ニコラス・ケイジ、ジョン・キューザック、ヴァネッサ・ハジェンズ

■あらすじ
1983年のアラスカ、17歳の娼婦シンディはモーテルの一室に手錠で繋がれていたところを保護された。彼女は客のボブ・ハンセンに監禁され殺されそうになったという。しかしボブは立派な市民として通っていて、町の警察のお偉方はシンディの言うことには取り合わない。現場からの報告を受けたハルコム巡査部長はボブこそ連続猟奇殺人の犯人ではないかと捜査を始める・・・。

■雑感/編みどころ
この犯人にも妻子がいて表向きは良い家庭人を装っているところは先日の『素晴らしき結婚生活』に似ています。違うのは実話だってことで、映画の中ではあまり深く描かれていませんが、奥さんの立場になってみるとやりきれません。ロバート・ハンセンは懲役461年の刑で服役し、2014年に死亡。

編みシーンはありませんが・・・。
ボブが書斎と呼ぶドールシープのハンティング・トロフィーでいっぱいの地下室に被害者が監禁されています。その体を覆っているのは編み物のブランケットみたいでした。ソファカバーのようなものもあり(これらは奥さんが編んだのでしょうか?)。

ハルコムがシンディの心を開こうと自分の身の上話をするのですが、彼にはシンディと同じ歳に交通事故で亡くなった妹がいて、その直前に手編みの襟巻きをくれたのだといいます。

ハルコムには警察をやめて引っ越す計画があり、もうだいたい荷造りしてある段ボール箱からオレンジ色のマフラーを手に取るシーンがあります。これが妹にもらったマフラーなのでしょう。

映画としては良い出来とは思えず、編み物発見!効果も評価アップするほどではないかな・・・。

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