あげまん 【発見】

1990年 東宝
監督:伊丹十三
出演:宮本信子、津川雅彦、島田正吾、金田龍之介、大滝秀治、MITSUKO(石井苗子)、橋爪功

■あらすじ
稲荷神社に捨てられていた女の赤ん坊は7月4日に拾われたのでナヨコと名付けられ、中学を出ると芸者になった。やがて僧侶に水揚げされ短大に通わせてもらいビジネスの勉強をした。その間、僧侶もとんとん拍子に位を上げたのち亡くなる。10年後、銀行で働くナヨコは出会いを求めていた・・・。

■雑感/編みどころ
ナヨコと一緒になった男性は何をやってもうまくゆき、別れるとツキに見放されます。それというのもナヨコが性格美人で男性をやる気にさせているからにほかなりません。そんな貴重な女性に慕われているというのに、手当たり次第に女性遍歴を重ねるのが鈴木主水(津川雅彦)で、その愛人のひとりが純子(洞口依子)です。
編みシーンはないのですが、純子が鈴木にマフラーをプレゼントします!
これ 私が編んだんです
え? これ君が編んだの?
中 通るんですよ
ありがとう
と言いつつ、マフラーはゴミ箱へ。
薄茶色の太めの糸でガーター編み、端がプラナリアの頭みたいな形でスリットに通して固定できるようになっています。後の場面で純子は「また編んだんですけど」と紙袋を取り出します。この編み物の行方も心配・・・。

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