不埒な編み物三昧へ

リリアン編みのぐるぐるマット

写真1
写真2
写真3

「赤毛のアンの三つ編みマットを編み物で作りたい」と、ずうっと思っていました。

なかなか、ほどよい太さ、ほどよい丈夫さの三つ編みが思いつかなくて、試しにやってみたらとてもいい具合に出来たのがこれです。(写真1)
三つ編みではありませんが、マットとしての厚み、ふかふか具合、丈夫さかげん、どれもクリヤーしてて、どんなはんぱな残り糸も使用可能なところがうれしい一品です。

道具も手づくりで。(写真2)
 ラップの芯、釘を5本、ガムテープ。
 (右の赤いのは昔ながらのリリアン編み具です。)

極太くらいの毛糸でひたすらリリアン編みをしたものを、平らにぐるぐる巻き状態に置き、裏面でとじ針を使って巻きかがりします。 糸の結び目はすべて編地の中になるので、どんなにたくさんの糸をつないで作っても、裏もきれいに仕上がります。(写真3)

☆ ただひとつ ☆
ふかふかになる秘訣は、芯です。
芯として、古ストッキングを全体にずうっと通しています。
丈夫だし、洗濯してもすぐに乾くし、適度な伸縮性のある古ストッキングはとてもいい芯素材です。

アイデアもののリサイクル手芸! … ではないでしょうか?

注:編み目はきつめの方が出来上がりがきれいです。ゆび編みのようにゆるめの編地は、この場合適しません。