不埒な編み物三昧へ

クレイジーパッチワーク

写真1
写真2

残り毛糸利用の編み物を、私は勝手にスクラップパッチワーク・ニットと呼んでいます。
布のパッチワークキルトには、ログキャビン、フラワーバスケット、レモンスター ・・・など、昔から伝えられてきたいろいろな名前のパターンがありますが、スクラップパッチワーク・ニットにこれらを応用するのはまた楽しいものです。

編み込みでパッチワーク柄を作る人もいらっしゃいますが、私は、布でパッチワークをする時のように、ピースをつなげて大きくしていくやり方を試みています。
でも、根がめんどうくさがりやなので、たくさんの小片をあとでつないでいくのはできるだけ避けたくて、ピースをひとつずつ編み進む編み方を主としています。 ニットならではの方法ではないでしょうか?

※ クレイジーパッチワークは、パターン作りの決まりが“ない”パターンです。
 自由自在に線をひいて、思いのままに色を入れて。(写真1)

※ 少しだけ一定の決まりを持たせると、バラの花のようにも見えたりして。
 名付けて、『クレイジーなバラ』。(写真2)

クレイジーパッチワーク・ニットは、残り毛糸で絵を描くように色遊びができて、これもまた楽しい編み方だと思います。

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手持ちの毛糸でスクラップパッチワーク・ニットをしていて、「ここに、どーしてももう少し明るいピンクがちょっとだけ欲しいっ!」というようなことがもしも起きたらどうしましょう。
走って行って望む色の新しい毛糸を買うのでは、スクラップ・・・の道からはずれるような気がするのです。
そういうときに備えて、私は、毛糸屋さんのワゴンセールをこまめにチェックするようにしています。
とっても安くなっているのをいいことに(笑)、持ってないような色が出ていたら一個くらい仕入れておきます。
時には、すばらしくいい糸の掘り出し物に出逢うことがあるのもうれしいところ。
その点、私のよく行くお店、『ひまわり青山店』(盛岡市)は、理解ある店長さんのおかげで、いつ行ってもワゴンに毛糸が山盛! 頻繁に補充もなされてとってもうれしいお店で、おすすめです。(お近くでない方、ゴメンナサイ!)

色やタイプのちがう糸を少しずつでもいっぱい持てれば、それはやっぱりうれしいし、いい作品が生まれそうな気もしてきます。 どこかで、《持ち寄り毛糸の交換会》のようなのはないかしら? *^^*