こなまず |
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2005/12/16 (Fri) 02:03
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.17; Mac_PowerPC)
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初めまして。いつも楽しく拝見しています。 今日は、映画「マダムと奇人と殺人と」という超マイナーなベルギーの映画(東京だと吉祥寺と銀座の2館のみで現在上映中)の中に編み物が出てきたので初投稿しちゃいます。 主人公は"マダム"の息子の刑事さんなのですが、この刑事、仕事場の自分の部屋で気分転換に編み物をしています。緑の毛糸で、いつもいっしょにいる相棒のデブ犬くんのために、棒針で胴着を編んであげているもよう。右手で糸をかけてます。私はてっきり右手で糸をかけるのがアメリカ式で、左手の指に糸をひっかけておくのがフランス式だと思っていたのですが、逆なのですかね。ベルギーってフランス語だしフランス文化圏内の国だと思うのですが、だとしたら、この刑事さんの編み方がフランス式なのかなと。 映画の話に戻ると、もちろん刑事ですから、しかも殺人課の刑事で連続殺人事件が起きるので、しょっちゅう中断して編み物はなかなか進まない。で、連続殺人犯と疑われる人物の部屋に行くと、服を着たマネキンみたいなのが何体もある。そのうちのひとつが手編みのカーディガンを着ているのを発見した二ッター刑事、"お、ネット編みだ、すばらしい"とか言ってるのですよ。 映画は地味だしコレといった大事件も展開もないのですが(連続殺人事件は起きるのですが、ジャジャーン!って感じでは描かれない)、ローな感じの小さな笑いがぽつぽつあり、出てくるオバサンのおしゃれ魂が楽しくて、こういう映画好きの人にはおすすめです。って、"こういう映画好きの人"ってどういう映画が好きなのかわかんないですよね。ま、お暇ならご覧くださいませ。ちなみに「チャーリーとチョコレート工場」に出てくるニット&クロシェのチャーミングさには、映画のテイスト同様、かないませんよ?
おろち Email URL
2005/12/20 (Tue) 18:18 Mozilla / WinXP
こなまずさん、はじめまして! 見てくださってありがとうございます。 > てっきり右手で糸をかけるのがアメリカ式で、左手の指に糸をひっかけておくのがフランス式 この認識でよろしいと思います。ただ実際はフランスの人が必ずしもフランス式というわけではないようです(事実フランス映画ではアメリカ式を多く発見しています)。そもそもフランス式という呼び方も日本の人がつけた名前らしく、たぶんアメリカ(イギリス)式に対する呼び方として適当だったのではないでしょうか。日本以外ではフランス式とは言わず大陸式と言うことが多いです。呼び方とその地方の住人の編み方はそれほど一致しないようです・・・。 映画のほうですが、二ッター刑事見たいです〜。 けっこう編み物や細かいところに重点が置かれているみたいなのも嬉しいですね。"こういう映画"好きなので興味津々。 情報ありがとうございます。要チェックです!!
寿鳥骨董
2005/12/20 (Tue) 20:55 NN 7.02 / Mac
こなまずさん、はじめまして。 おろちさん、そしてみなさまこんにちは。 フランスの某毛糸屋で、お婆さんのお客が「アメリカ式」なのを目撃してショックというか「???」になっていました。 そして先日、パリのニット・カフェというのに行ってみたのですが、 その場にいた10人ほどの人(全員フランス人ではなかったようですが) の全員という全員が「アメリカ式」で大変な衝撃でした。 代表者格の人が、「フランスではこっち(糸右手)が普通。糸左手をフランス式とも呼ばない」と教えてくれました。 長年信じてきたこのこれを一体どうしてくれるのでしょう・・・?!
ま URL
2005/12/21 (Wed) 03:33 MSIE 6 / Win98
もう、すっかりこんがらかっている ま です。 編物を始めた頃右手に糸をかけて編むのがイギリス編み(?!)、左手に糸をかけて編むのがアメリカ編みと信じ込んでいました。左手に糸をかけると早いからスピーディーなアメリカ、私は糸を右手にかけるので遅いので、歴史のあるイギリスなんて覚えてしまったのです。どこからイギリスが来たのかは聞かないでください。 アメリカに来て、陶然その呼び方は英語になり、右に糸をかけるとブリティシュ式、左に糸をかけるとコンチネンタル式。それで、日本で普通に言われているのは右に糸をかけるのがフランス式で、左に糸をかけるのがアメリカ式。もうだめです。 おまけにこの間取った編物のワークショップでは私以外はみなさん左手に糸をかけておられました。なんだかフランスとアメリカが逆になっているみたいですね ますます混乱。
おろち Email URL
2005/12/22 (Thu) 00:55 Mozilla / Win2000
寿鳥骨董さん そうですか! やはりフランスでもアメリカ式が・・・って、この言い方をなんとかするべきでしょうか。 まさん、落ち着いて!(笑 > それで、日本で普通に言われているのは右に糸をかけるのがフランス式で、左に糸をかけるのがアメリカ式。 逆でんがな〜。 普通に右式、左式って言えばいいのにねー。 そこの人の編み方が変わったらおかしなことになりますよねぇ。 日本でも以前は右で糸をかける式が多かったけど今は逆ですよね。 世界的には右のほうが多いのではないでしょうか。えっ、でもまさんの周りは左が多い!? うーん、続く・・・(何が?
しろまる Email URL
2005/12/22 (Thu) 02:10 MSIE 6 / WinXP
なんだか面白いですねえ。 困ったときのknittinghelp.comでは左手に掛ける=Continental Method(aka German Method) 右手に掛ける=English Method(aka Throw Method/American Method)・・・ドイツも登場です(フランスはどこへ?) ご当地(アメリカ?)では右手式がもっともポピュラーとも。 投票所(アンケート三昧)の「編み方と棒針について」では左手に糸を掛ける派が優勢ですねえ。 日本も以前は右手派が多かったんですか。へえ。 今のテキストは左手式がほとんどですもんね。 転換期はどこだったんでしょう。 おばあさんに教わった人は右、本で覚えた人は左とか? 映画も面白そう。 (オフィシャルページには編み物のことちっとも書いてなかった・・・)
りの
2005/12/22 (Thu) 05:37 MSIE 6 / WinXP
この呼び方、日本語と英語で逆のイメージで(落ち着いて考えたらそうでもないような気もしますが)、すごく混乱します・・。右式・左式、良く分かっていいですね! 本が手元になくてうろ覚えなのですが、エリザベス・ジマーマンの著書に(確かKnitting Around)、第二次世界大戦中にGerman methodが禁止されて(!)English methodで編まされたから両方できるようになったと書いてあったような気がします。なので、ドイツ式は古くからある呼び方なのではないでしょうか。 「フランス」がどこから来たのか気になりますね〜。 ちなみに私の知り合いのアメリカ人は、初心者も以前から編み物している人も全員右式(アメリカ式)です。お店で編んでる人も、Continentalで編んでる人は見たことがありません。アメリカでも、東と西で違うとかあるのかな〜。あるいは都会と田舎とか・・。
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