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ORO2号の状況(1)


また糸探しです。なんか1年前に戻ったような不思議な感覚を伴いつつ、まずは手芸店で物色開始。品揃えは去年とほとんど同じですが、目指す糸は極細程度で撚りが強くなく、繊維の長そうな柔らかい糸です。細くて柔らかいというとベビー用があるんですが、濃い色が無かったり変な加工がされていたりします。

LANA GATTO の Mignon という糸にしてみました。猫がトレードマークのメーカーで、それだけで好感度が高く使いたいと思っていたのです(笑)。糸の帯にはクマ人形の絵がついているので、多分ベビー用ということなんでしょう。触ってみるとすご〜く気持ちいいです。むむ・・・おくるみというのはこんな糸で作るのか・・・贅沢だぜBaby!! この糸も黒がなく、紺が一番濃い色でした。もう一色は薄紫にしましたが、合うかどうかは編んでみなくてはわからないですね。

この糸はふっくらしているので太く見えますが、引っ張ると以前の糸より細いのがわかります。この「ふっくら」とは何か? 特殊な加工がされているかどうかはわかりませんでした。以前の糸より糸割れに注意が必要ですが編みやすく感じます。
(25g140mなので以前の糸と重さはほとんど変わりませんでした。極細と言うには太めでしょうか?)

試作に終わるかもしれないのでちょっと楽をしよう・・・というわけではありませんが、ゴム編みの目数を減らしてみました。『海の男たちのセーター』に載っている古いサンカ手袋の写真を見ると、ゴム編みの目数が少ない(ように見える)ものもあって、試しに72目ではどうかと考えてみました。72は3でも4でも割り切れる良い(?)数だし、本体部分で必要な目数は88目なので差が16目、ネームの下と上で8ずつ増目してもいいな(8はパターンの数でもある!)と、この考えがすっかり気に入ってしまったのですが・・・。

ゴム編みの段数も28段のところ18段に節約(!)しました。加減がわからず、大きくなるのを警戒してきつめになっているかも。結局ネームの下側で9目、上側で7目増やすことにしましたが、上のほうが変になってしまいました。黒い線の2本目(上の方)で増やすので影響ないだろうと思っていたら、下の下の糸がつれています。ねじり増し目にしたのですが、前段でかけ目をしておけばよかったのかな? う〜ん、勉強になりました。挫折には早すぎるので進めることにして・・・。


なんじゃこりゃ〜! まったく予想外。

模様は気分を変えてローズパターンにしてみました。一見簡単そう(志が低い)だったのに、よく見ると糸が5目渡るところがあるし思ったほど楽ではありませんでした。

さて、サンカの紫のバラは咲くのでしょうか??


Last modified: 2002/04/12