千鳥格子ハンチング

えすさん作
難易度引き返し編みと往復編み込み
千鳥格子ハンチング

作品紹介

引き返し編み、模様編み、減目を同時に裏表で編み進むチャレンジャー用パターン。

材料・用具など

  • 使用糸:ローワンスパン4プライ(25g=176m 深緑)x2束 、ウイスター 純毛中細(30g=120m オフ白)x1玉
  • 使用針:4号棒針(3.3mm)、4号と5号のカギ針、ツバ芯(クローバー バッグ帽子用ポリ芯 黒/厚さ0.5mm)、ステッチマーカー
  • ゲージ:模様編み40目x36段

編み方

本体

地糸(深緑)で、指で作るつくり目を52目。マーカーを入れる→16目、マーカー、20目、マーカー、16目。
毎奇数段で一つ目のマーカーの手前、二つ目のマーカーの後でねじり増し目。2段目から段終わりに1目ずつすべり目をする。
23段、24段で段消し。マーカーを取る。編みながらの段消しが始まる、55、56段目で段消し終了。
編み図を見ながら編み進む。101段目から中央部分の減目が始まるので、センターにマーカーを入れる。毎奇数段で、マーカーの両側で減目。
両サイド115段目から141段目は2目一度で112段目と113段目の14目とつなげて編む。

表側でつなげるとき(左側)
115段目の最後の目と112段目の左の針にかかっている最初の目を右上2目一度、編んだ目を左の針へ移して再度右上2目一度、ひっくり返し左の針にかかっている1目を右の針へ移す。 これは116段目の最初の目を前の段で編んで右の針に移した状態。ここのまま2目めから116段を最後の1目まで編む。

裏側でつなげるとき(右側)
116段の最後の目と113段の左の針にかかっている最初の目を裏2目一度、編んだ目を左の針へ移して再度裏2目一度、ひっくり返し左の針にかかっている1目を右の針へ移す。 これは117段目の最初の目を前の段で編んで右の針に移した状態。ここのまま2目めから117段を最後の1目まで編む。
140段目の最初の2目一度の後伏せ目15目。141段目の最初の2目一度の後伏せ目15目。編み図に従って毎段4目ずつ伏せ目し、148段目は8目伏せ目して編みあがり。
※最後は段消ししてから伏せ止めする方法でも構いません。

細編みで4段ふち編みします。
最初の作り目以外の場所で、拾う目の数で大きさを調節してください。ふち編みの最後の段、後頭部だけ細いかぎ針できつめに編むとめくれにくいです。

つば

つば芯を本体の最初の緑の部分より少し大きめに切っておいてください。
本体の最初と同じく緑で52目作って、24段編みます。段消ししたら減らし目しながら24段編みます。 途中でつば芯を入れながら、棒に残ってる目と作り目とで引き抜き編みして袋状にします。

まとめ

本体とつばを引き抜き編みでつけます。
つばの先と本体の先を縫いつけます。

編み図

千鳥格子ハンチング編み図
Microsoft Excel ワークシート版 190[KB]

側頭部右図
側頭部右図
ツバ芯の大きさ目安
ツバ芯の大きさ目安
後頭部の減目を編み図どおり
後頭部の減目を編み図どおり
同じく後頭部、目を立ててみた
同じく後頭部、目を立ててみた
完成~ 横から
完成~ 横から
完成~ 上から
完成~ 上から

作者

Copyright © 2009 えす

更新記録
2010/01/26 初版
「千鳥格子ハンチング」の編み方に関する文章・画像はえすさんの著作物です。
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