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開封したキット
スー・レイトン・ホワイトの
アムレットキット

ヴォーグファミリークラブのカタログでキットと針を入手。
これ用の針をサンカ手袋に使ってみようという下心で、針だけでは何だな〜と勢いで注文してしまった。
ところが最初の作り目からしてわからず、行き詰り、棚上げ。
ビーズの色がカタログよりかわいい雰囲気なのも気乗りしない原因かも。
一応上級者向けとはなってるんだけど、もうちょっと詳しい説明が欲しいところだ。
解決できなければ普通の作り目でやるしかないかな?

メリヤス編みにビーズを入れていくという手法はマイナーなようで、本も見当たらない。
編み物の本は洋書もあるのに、ビーズではみつからなかった。ビーズ編みと言えば巷ではビーズ針に通していくやり方のようだし、あとは小さい織機を使うビーズ織りというのがあった。メリヤス編みに入れるメリットが何かあればいいけど、今のところ不明。
こうなってくると「スー・レイトン・ホワイトの」と言われましても、誰?って感じがしなくもない。
それとも一般的すぎて本も必要ないくらいで、皆平然とやっていたりするのだろうか・・・?

◆スー・レイトン・ホワイトという人は実在した!

「当たり前じゃ!」と日本ヴォーグからハリセンが飛んできそうだ。
彼女は "西オーストラリア州在住の日本の刺し子収集家" として来日し、各地で展示会も行っていたらしい。
(情報元:足立よみうり新聞・2000年10月配信記事)

失礼しました。活動しておられたのですね。しかし、ビーズのビの字もなかったのが悲しい。
スーさんについてはそれ以上の情報は得られなかったが、ビーズのアムレットというのは海外ではたくさんヒットした。size 0000 knitting needles なるものがセットになったキットもあるので、今回購入したのと同じようなものか。わりとメジャーな存在みたいだ。

ビーズ針に通していくいわゆるビーズ編みというのは、棒針を使わないだけで同じ出来映えになるんだろうか?
だとするとビーズ針の方がお手軽でいいかもしれない。棒針だと、あらかじめビーズをすべて糸に通しておかなければならないので、間違っていたらとんでもない事になるし。それなら棒針を使う方法が紹介されていないというのも納得できる。

購入したキットでは、糸は絹糸で、全体をビーズが覆っているのでわかりにくいが、もう少し太い糸で、編みの部分も見せるようなデザインにすれば、棒針をつかうメリットもあるのかな?
メリット云々というより、これはそういうものだということだろうか・・・。

追記:海外のビーズ雑誌の表紙に Knitting という文字が!

のちにわかったこと:
『海の男たちのセーター』(日本ヴォーグ社)に、スー・レイトン・ホワイトさんが登場していた。この人は当時英国手編協会の会長をなさっていたそうな。このスーさんと来日したスーさん、そしてこのアムレットの作者のスーさんが同一人物かどうかわかりません。来日したスーさんとアムレットの作者を勝手に関連づけてしまったけど、同姓同名の別人かもしれません。いい加減なことを書いてはいけませんね(反省!)。

その後:長いブランクを経て完成しました。ページはこちら



Last modified: 2002/04/04