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ウェンディさんの靴下の編み方補足


これから編む方へ

初めてこのパターンを見た時、全然わかりませんでした。つま先から編むと聞くと、つま先の先端から編むのかと思ってしまいますが、これは指の付け根から先へ向かって台形に編み、そこからまた指の付け根へ向かって逆の台形に編むのだったのです。

これさえわかればあとは簡単、そのまま進んでかかとではまた同じ事をすれば良いだけ! 編み方の説明にはつま先もかかとも書いてありますが、実際にやることは半分です。靴下の周囲を何目にするかさえ決めれば、その後面倒な目数・段数の計算もありません。これは糸の太さが変わっても簡単に対応できる長所があります。拾い編みもメリヤスはぎもない、とてもシンプルな編み方で、つま先を編む中に必要なテクニックが全て含まれています。

さて、編み方にラップという聞きなれないものが登場します。これは引き返し編みのようなもので・・・あっ、しばしお待ちを! 引き返し編みと聞くとやる気をなくす方がいるかもしれません。でもこれは楽チンで面白いんですよ。だまされたと思って余り糸ででもちょっとお試しあれ! つま先から編み始めるので簡単に試すこともできるんです。

脚部分は2目ゴム編みか3目表目:1目裏目などにして編むと、ゆるすぎて失敗することがなくなります。時々履いてみるのもおすすめです。

編んでいる方へ

ラップした糸を目と一緒に編む部分・・・この編み方で問題になるのはここ位だと思いますが、一緒に編む編み方をどうしたものかと思いませんか? 私もまだ試行錯誤中です。何も考えず3目一度にそのまま編んでも機能的には問題ないです。これだと左右対称にはならず、裏からやる側ではラップが外側に見えます。これが気になるという方は、引き返し編みの際の段消しのように、裏側では目を入れ替えてラップが内側に来るようにして3目一度してもいいかもしれません。この方法でも表から見て完全に境目が消えるというわけではないので、お好みで工夫なさってみてください。(私はこの方法ではそれほどきれいになりませんでした。まだまだ研究中)また、このラップを全く拾わずに目だけを編んで、穴が開くのを模様のように考えるという方法もあるようです。

編み終えた方へ

どうでした? ご意見やご感想をお寄せください! 掲示板への写真の投稿もお待ちしています。
また、説明のわかりにくい箇所、間違いなどお気づきになったらご報告お願いします。
それでは次の靴下編みにかかりましょう〜。

関連リンク

wendy's web◆ウェンディさんのウェブサイト。blogは日記のページで、日々靴下が編まれています!今回の編み方の原文は knitting page > Generic Toe-up Sock Pattern にあります。
knitty: Tiptop Toes◆つま先の作り方をウェンディさんが写真入で解説しています。今回の編み方は "Short Row Toe" というものです。

Last modified: 2003/08/17