Indexに戻る
ウェンディさんの靴下の編み方の、ラップを消す部分の見た目を良くする実験です。
普通の引き返し編みの掛け目を消すのと同じ要領でいいような気もするのですが、ラップ=掛け目が2目あるせいか境目が目立つのです。これは編み方の見本というわけではなく、試行錯誤の途中です・・・。

まずはごく普通のやり方、裏側でラップを消す場合だけ目の順番を入れ替える方法でやってみました。
目の向きは変えていません。全体的に普通の加減で編んでいます。
左側=表でラップを消す側
右側=裏でラップを消す側
として書いています。

1回ラップが終わったところ。
ここから白い糸に変更したので2回目ラップが白い糸になります。
この時点で左側は特に目が緩んでいるわけではありませんが、少し目と目の間が広いような気もします。これがあとあと響いてくる!?
左側(表)
ラップを左の針にかけ直し、針にかかっている目の順番が右から数えて2回目ラップ、1回目ラップ、すべり目となるようにしてから、すべり目の所から針を入れ3目一度します。
右側(裏)
ラップを左の針にかけ直し、針にかかっている目の順番が右から数えてすべり目、2回目ラップ、1回目ラップとなるようにしてから、すべり目の所から針を入れ3目一度します。
すべり目は表から見ると一番手前に来るように、裏から見ると一番向こう側にあります。
左側を裏から見たところ
矢印の部分(1回めのラップ)が緩いような気がします。
右側を裏から見たところ
矢印の部分(1回めのラップ)は左側ほど緩くない。
むしろ2回めのラップが緩く見える?
ラップを消し終わった左側
見た目は整っています・・・が、隙間が大きく開いています。
ラップを消し終わった右側
2回目のラップが下にあるのが見えています・・・が、隙間は開いていません。
左側を裏から見たところ
右側を裏から見たところ
次に、左側(表)のラップを消す際に目の向きを変えて、
右側(裏)のラップを消す際には目の順番を変えてみました。
赤い文字が前回のやり方と違う部分です。
左側(表)
ラップを左の針にかけ直し、針にかかっている目の順番が右から数えて2回目ラップ、1回目ラップ、すべり目となるようにして、2回目ラップと1回目ラップの目の向きをそれぞれ変えてから、すべり目の所から針を入れ3目一度します。
右側(裏)
ラップを左の針にかけ直し、針にかかっている目の順番が右から数えてすべり目、1回目ラップ、2回目ラップとなるようにしてから、すべり目の所から針を入れ3目一度します。
すべり目は表から見ると一番手前に来るように、裏から見ると一番向こう側にあります。
ラップを消し終わった左側
見た目は右側と全く同じになりました。
隙間も前回のやり方より目立たないような!?
ラップを消し終わった右側
隙間は前回のやり方より少し大きいような・・・。

 

裏から見たところ。一見左右対称になりました。
2回目ラップ(白い糸)が一番内側に来るようになっています。


ちなみに右側(裏)のラップを消す際、目の順序を入れ替えないと右の写真のようにラップが外側に出てしまいます。

今のところ2回目の方法が左右対称でいいかな〜という感じですが、裏から見ると2回目ラップ(白い糸)がずいぶん緩んで見えるので何か違うような気もします。見た目はともかく、広げると緩みすぎるような。右側(裏)に関しては最初の方法のほうが締りがあるんですよね・・・。

その後、このやり方に加えて、上の段を編む際に緩んでいる2回目のラップを拾って一緒に編んでみました。見た目はまあまあきれいになり、緩みもなくなったんですが・・・面倒すぎませんか〜? 簡単な編み方なはずなのに、こんなに手間をかけるということに疑問もわいてきます。もっとお手軽にきれいにする方法がないものか!?

表からの見た目はさっきのと同じで、裏はこんな感じです。
緩みきっていた2回目ラップがマシになってはいますが・・・。
つづく・・・