Indexに戻る

 サンカ手袋見つけ隊

サンカ手袋に関するページなどを集めています。ほとんどが検索して見つけたもので勝手にリンクして当サイトとは直接関係ありません。 間違いもありそうなので気がついた方は教えてくださいね!こんなの見つけた〜という情報も募集中です。
2003年、海外Blogを中心に手袋編みが盛り上がり、サンカ手袋を編んだ方もたくさんいらっしゃいます。そのうち全部集めたいな〜と思っているのですが・・・!?


◆ウェブサイト

Future MuseumSanquhar Knitting
大きな画像がたくさんある宝の山! パターンを読み取れそうなものもあります。
以前ネットショップで手袋とスカーフのセットのパターン(コピー)を入手していたのですが、そのオリジナル『The Scottish Knit Book』も発見しました。
A’ the Airts
サンカのアッパーニズデール地域のコミュニティアートセンター。
書籍『スコットランドの伝統てぶくろ』でも紹介されていました。今すぐ行ってみたい!
Scran関連ページ
英国最大級の教育的なオンラインサービス。"sanquhar" で検索してみるとサンカ手袋関係もいくつか出てきます。"knitting" で検索すると・・・編み物画像がたっぷり出てきます!無料で閲覧できるのは小さな画像まで。
Liz Ingram Knitwear関連ページ
ケルト柄やスコットランドの伝統柄をアレンジしたニットショップのようです。
サンカ柄のチュニックと帽子があります。
BUTTERCUP MINIATURES ONLINE STORE
ミニチュア用品ショップ。ミニチュア・サンカ柄セーターのパターン Sanquhar jumper pattern が販売中!
Knitting Traditions関連ページ
Beth Brown-Reinsel さんの教室ガイド。サンカ手袋の編み方を教えてもらえるなんて、習いに行きたい!
基本のサンカ手袋の他に、アレンジした Compass Rose, Winter もあり。
スミソニアン博物館の催し (Michelle様情報!)
2003年の6月25〜29日、7月2日〜6日にマリ共和国、スコットランドおよびアパラチアの文化を紹介する催しがあり、スコットランドの編み物部門にシェットランド、サンカ、フェアアイルからそれぞれ出品と実演がありました。サンカの担当は May MacCormick さんという地元の賞を取っておられる人で、この方は熱心なスポークスマンでもあるとの事です。この情報はMichelleのBlogを見て知りました。写真の使用許可をいただいたので、そちらで見られない場合はこちら(写真1写真2写真3)をどうぞ。 スミソニアン博物館の該当ページはこちらです。
追記:ま様が・・・なんと、見て来られたのです!体験リポートのページへ。
Knitting Beyond the Hebrides関連ページ
このサイトは特にアリス・スターモア関連が充実していて素晴らしいです。サンカ柄のセーターがありました! (関連ページへの行き方は Photo Gallery->Color-Otherの[Miscellany]Ron's Sanquahar Duke's Pattern)これを見て更に発見だったのは  Madeline Weston さんという方の著書 Classic British Knits : Forty Traditional Patterns from England, Scotland & Ireland にサンカパターンが載っているらしいということです。1988年の本で、 Amazon では在庫切れでした。
(その後:サイトリニューアルの際に見られなくなったようです・・・)
Tea Party at Home関連ページ
編んでいる人を発見! やはりたたさんのページでサンカ手袋を知り、まずは普通の手袋を編んでから、針を自作してとりかかったという熱心な方です。手袋以外にもたくさん編んでいらっしゃいます。
Scottish Women's Rural Institutes(SWRI)関連ページ
スコットランドの伝統を愛する女性たちの団体です。販売品のリストにサンカ手袋のパターンがありました。安い!
追記:ま様が入手されました。(私も!)
Duke,Midge and Fly,Shepherd's Plaid,Prince of Wales の四種類のパターンがあり、一種類毎のお値段です。編み図は無いとの事。
The Needle Arts Book Shop関連ページ
本屋さんです。ダイヤ柄だけのサンカ手袋と、サンカ手袋に触発されたという風車模様の手袋のパターンを販売しているようです。この模様もなかなか良いですね。う〜ん、海外でもサンカ手袋ブームが巻き起こっているのか!?
追記:入手しました!
関連ページにある2種類のパターンを購入しました。まだ詳しく見ていないので後ほどリポートします。
Vanishing Scotland関連ページ
歴史研究家 Alyne Jones さんのウェブサイト。サンカ編み物の歴史とサンカ手袋の編み方の本を販売。
このサイトになる前に入手したものは 本とキットについて で紹介しています。
(その後:サイト消滅・・・かと思ったら復活してました)
My logbook : 屋久島生活の断片関連ページ
なんと、サンカ手袋を持っている方を発見しました。奥様は羊毛などの草木染め、手紡ぎ、手織りをされていて、グループで展示会も行っているとの事。奥様のページ SpinCom Gallery ではサンカ手袋を編んでいる方の写真が紹介されています。リンクの連絡をしたら、こちらで見つけ隊のことも紹介してくださいました!
これは想像ですが、ニュージーランドやオーストラリアなら、古くにそちらへ渡った英国人も多いだろうし、もしかしたら昔のままのサンカ手袋をはじめとする編み物が受け継がれている可能性もありますね。故郷を離れたのでかえって昔ながらのものを大事にしているかもしれないし、その辺りの事情にも興味をそそられます。
Sanquhar & District Tourism Association
サンカ地方の観光協会? ニッター Alison Thomson さんの連絡先が載っています。
追記:蟹玉さんより情報を提供していただきました!
サンカ手袋について手紙で問い合わせをなさったそうで、このようなパンフレットが送られてきたとのことです。それを見るかぎり、この方は主に機械編みを扱っていて手袋はリストにありませんでした。でも手袋で見慣れたパターンが拡大されてセーターなどになっていたり、バーンズの詩を図案化したものなどユニークな創作をされています。 (その後:サイト消滅)


Dumfries and Galloway Museums関連ページ
サンカ柄の歴史についての記載があります。Sanquhar Tolbooth Museum に編物が展示されているようです。
たた&たた夫の編物入門
ここがなくては始まりませんでした。見ていない人はないと思いますが、まだという方はとにかく『伝統ニットの魅力』を見てみましょう!


◆デント、デイルズ関係

Dent Village Heritage Centre関連ページ
書籍『THE OLD HAND-KNITTERS OF THE DALES』に Terrible Knitters という章があり、この写真の女性が紹介されています(『海の男たちのセーター』にも登場)。編み針を腰に固定するシースという道具の実演ビデオも!
Wendy's Web関連ページ
ウェンディさんがデイルズの手袋を編んでいました。他の作品も編んでみたい、着てみたいものばかり・・・。
The Dales Knitting Tradition
デイルズの編み物紹介ページです。古い写真が良い雰囲気なんですが、残念ながら手袋はありません。


◆書籍その他

Knitting Traditions Spring 2014New!
伝統の編み物が紹介されています。
サンカ手袋の歴史について4ページのほか、2つのサンカ手袋の編み方が掲載されています。
・Prince of Wales Sanquhar Gloves - Angharad Thomas(プリンス・オブ・ウェールズのパターン)
 甲にラインが入っているものもありますが、これは入っていないタイプです。編み方、編み図あり。
・Winter: A Sanquhar Glove Pattern - Beth Brown-Reinsel
 独自の模様を取り入れたサンカ手袋を発表しているベスさんの作品。今回は松の木と雪片模様です。編み方、一部の編み図あり。

なんと、ベスさんのDVDも販売されています! ダウンロード購入可能。
Sanquhar Gloves with Beth Brown-Reinsel
こちらの内容は、ベスさんによるサンカ手袋の紹介と編み方の要点などの動画のほか Knitting Traditions に掲載されているベスさんのページが含まれています(編み方のフル解説というわけではありません)。
PieceWork January/February 2014: Historical KnittingNew!
歴史のある編み物の特集号。
Nancy Bush さんによるS.W.R.Iのサンカ手袋パターンの紹介、歴史解説。
サンカ手袋の歴史について4ページのほか、Drum Pattern (ドラムパターン)の編み方、編み図あり。
Colorwork Creations: Knit Woodland Inspired Hats, Mittens and GlovesNew!
Susan Anderson-Freed著/2010/ISBN:9781440212420
鳥の模様とサンカ柄を組み合わせたものが多い、ちょっと独特な帽子やミトン、手袋が掲載されています。
使用針は手袋で0号程度なので、普通のサンカ手袋よりは太めです。
1模様も通常は11×11ですが、この本では9×9にアレンジされています。
Baby Knits from Around the World: Twenty Heirloom Projects in a Variety of Styles and TechniquesNew!
2013/ISBN:9781589237896
各国から赤ちゃん物を集めた本です。その中にコルネット&ドラムパターンの赤ちゃん帽が載っています。
同じものが The Knitter, Issue 68, Mini Collection にも掲載されています。
Ravelry にもあります。→Sanquhar Bonnet by Elanor Lynn
スコットランドの伝統てぶくろ シェットランドとサンカ、ふたつの地に伝わる手編みグローブとその歴史
誠文堂新光社/2013/ISBN:9784416313220
サンカの町と博物館の紹介、アリソン・トムソンさん、メイ・マコーミックさんほか五人のニッターに取材。
手袋の写真いっぱい、編み方はありませんが模様のチャートあり。
デューク・パターンを使用したスヌードの編み方を掲載。
世界のかわいい編み物
誠文堂新光社/2013/ISBN:4416313012
各国の編み物の写真が載っている本。作品の編み方はありません。
ユーロ・ジャパン・トレーディング・カンパニーのサンカ手袋、キットを紹介。
Country Weekend Knits (ま様情報!)
Madeline Weston 著/2008/ISBN:0312388098
大きめデュークパターンのセーター "Sanquhar Gansey" が掲載されています。サンカ柄が登場するのは嬉しいのですが、この著者の Classic British Knits に載っていたのとあまり変わらないかも。 とは言え Classic... が入手困難な状況ではありがたいことです。
KNITS (INTERWEAVE/ Winter 2004) (ま様情報!)
巷でのブームを受けて(?)サンカ手袋の紹介記事が載りました。
編み方などはありませんが、パターンの入手法としてたたさんのサイトが紹介されています!
SPINNUTS (スピナッツ/2003.SEP No.56)
スピナッツは羊の原毛屋さんスピナッツ(スピンハウスポンタから社名変更)が発行している冊子です。
56号の特集『田村直子スピンドルの世界』の中で、田村さんが手紡ぎでシェットランドレースやサンカ手袋用の糸を紡ぎ、サンカ用の針は竹串を削って編んでおられます! 手紡ぎサンカはとても優しい風合いです。
EVERYDAY KNITTING - Treasures from a ragpile -
Annemor Sundbo 著/2001 ISBN:8299465710
『毛糸だま』2001年冬号の"世界手芸の旅"でも紹介された、ノルウェーの編み物研究家の本です。「手織りの参考のためにと訪れた古いウール再生工場を買い取ることになり、そこに積み上げられた過去数十年にわたる古着は宝の山だった・・・」という記事には興奮しました。
"ミトンと手袋"の項に「Iveland(ノルウェー)とサンカとで全く同じパターンは無いものの、黒白の非常によく似たパターンがある。しかし両者の伝統の間にいかなる接触も見出せない」といった記事があり、サンカ手袋の写真も掲載されています。写真そのものはS.W.R.I.で入手したデュークパターンのものと同一でした。
雑誌 "Cast On" に載っていたパターン (ま様情報!)
サンカ手袋を編んだ Nanetteさんが、Cast On という雑誌にパターンがあったと話題にしていたので、 まさんが Nanette さんに問い合わせなさいました。なぜか出版元に聞いてみても詳細は確認できなかったとの事です。
使用糸はシェットランドヤーンでゲージは32目x36段、1パターン9x9のアレンジで省エネ型です。人差し指と薬指は中指より半パターン分短くしてあり、指先はチェック模様ではなく横縞にしてトップを絞った形です。指の股の三角マチは省略されています!
The Complete Book of Traditional Knitting (ま様情報!)
Rae Compton 著/1983ハードカバーISBN:0684178664/1989ペーパーバックISBN:0713434619
Britainという章にDale knitting, Border Knitting, Sanquhar Check, Driving Gloveが2ページにわたって説明してあるそうです。写真は白黒で3枚あり、サンカ手袋、ドライビング手袋、ドライビング手袋の二重になっているところを伸ばした写真が掲載され、サンカのデューク模様(11X11)とドライビング手袋のパターン図があるということです。
古い雑誌の1ページ (Trico様情報!)
おそらく戦前のものと思われる雑誌(タブロイド誌?)の1ページです。Rose and Diamond Pattern となっていますが、ローズ・アンド・トレリスというパターンと同じようでもあります。糸は3plyで針は1.75mm、わりあいしっかりした感じに見えます。
この資料はTricoさんがオーストラリアの方から入手なさったもので、持ち主のお母様がスコットランドの出身で家族にサンカ手袋を編んでおられたとの事です。
毛糸だま (風車様情報!)
イギリスのニット大特集/1995/10月号/日本ヴォーグ社
黒ゆきこデザインの「サンカパターンをベースに」したプルオーバーが載っていました。四角いマス目に区切られた例の模様ではなく、モノトーン4色を使った菱形のオールオーバーパターンのような感じです。この号にはスー・レイトン・ホワイトさんと毛糸だま読者の「編物のメッカへの巡礼の旅」の様子も掲載されています。
TRADITIONAL KNITTING PATTERNS from Scandinavia,the British Isles, France, Italy and other European Countries
James Norbury 著/1962/ISBN:0-486-21013-8
題名通り各国のパターンを集めた古い本で、現在でもそのまま販売されています。サンカパターンは3種類載っていますが、お馴染みの格子状には仕切られていません。ひとつ9x9の模様と無地の9x9のが交互に並んでいます・・・あまり良くないような(^^; ちょっと時代はわかりませんが、格子模様に発展する以前のものなのでしょうか!? むしろオランダやイギリスの島々、北欧などのパターンに、格子状に仕切られたいかにもサンカ柄らしいのがあります。
Classic British Knits: 40 Traditional Patterns from England, Scotland and Ireland
Madeline Weston 著/1988/ISBN:0517564777
Knitting Beyond the Hebrides で見つけたサンカ柄のセーターからたどった本です。ガンジー、フェアアイル、アランなどが紹介されていて、デュークパターンのセーターが編み方つきで掲載されています。本のゲージは前述のセーターより大きくて20目x22段、ひとつのパターンが5cm角くらいになっており、平編みで脇にマチもなくシンプルな設計です。
A History of Hand Knitting
Richard Rutt 著/Interweave Press/ISBN:1-931499-37-3
サンカの編み物について3ページ分記述がある他、『海の男たちのセーター』の中でサンカ手袋とともに紹介されているもうひとつの二色編み手袋=デイルズの編み物に関する記述もあります。
海の男たちのセーター
海の男たちのセーター―英国伝統ニットの旅/とみたのり子著/1989/日本ヴォーグ社
サンカ手袋のこと以外もとても興味深い内容です。ぜひ持っていたい本なのですが絶版になっており、図書館で借りました。
その後:譲っていただき、無事手にしました。Tさんありがとうございます!!


Last modified: 2016/01/25
Indexに戻る