グッドナイト・ムーン
Stepmom
制作:1998年(米)
監督:クリス・コロンバス
出演:スーザン・サランドン、ジュリア・ロバーツ、エド・ハリス
登場人物は離婚した夫婦とその子供達、新しいママになる女性です。元妻が病気になることからそれぞれ苦悩するのですが、元夫の影が薄い・・・。
カーディガンなどニットの登場が多めです。元妻は編み物をするという設定なのかな?
さらば、わが愛 覇王別姫
★Ba wang bie ji (Farewell To My Concubine)
制作:1993年(中国、香港)
監督:チェン・カイコー(陳凱歌)
出演:レスリー・チャン、チャン・フォンイー、コン・リー
「覇王別姫」は京劇で人気のある伝統的演目。
覇王とは「項羽と劉邦」の項羽、姫とは虞美人こと虞姫であり、姫と別れるのは四面楚歌の故事の場面。
物語は後に姫を演じる女形俳優が、捨て子同然に入門した京劇一座でしごかれる幼年時代から始まり、
後に覇王を演じる少年との出会い、2人してスターになる青年時代を経て、第二次世界大戦、文化大革命と
皆の運命が流転する壮絶なドラマ。今は亡きレスリー・チャンの代表作!
覇王を演じる役者の妻が、劇場に編み物を持ってきて編んでいました。お腹が大きくなってからなので赤ちゃん用だったのかも。
彼女が他の場面で着ていた前開きベストのようなものも手編み風でした。.
ファール・プレイ
★Foul Play
制作:1978年(米)
監督:コリン・ヒギンズ
出演:ゴールディ・ホーン、チェビー・チェイス、ダドリー・ムーア、レイチェル・ロバーツ、バージェス・メレディス
巻き込まれ型サスペンスタッチのコメディ。ダドリー・ムーアのおかしさが炸裂しています。
主人公がベッドの上で編み物をします! 白くて大き目なものが編まれていて、セーターの身頃か何かのよう。編み針が凶器・・・ではなく護身用にも使われていました。
ゴールディ・ホーンは実際に編む人として有名だそうです。.
グリンチ
☆How The Grinch Stole Christmas
制作:2000年(米)
監督:ロン・ハワード 原作:ドクター・スース
出演:ジム・キャリー、アンソニー・ホプキンス(声)
山で犬と一緒に暮らすグリンチは、村人の楽しげなクリスマス騒ぎに腹が立って仕方がない。悪戯をしかけようと作戦を練っていると、グリンチのクリスマス嫌いを
不思議に思った少女が訪ねてくる・・・。この映画を見るまで知らなかったのですが、アメリカでは超有名なお話だったんですねぇ。
グリンチの姿には馴染めないものの、物語には考えさせられるものがあります。(もっとも、日本でのクリスマスの扱いにそもそも疑問が?)
グリンチの育ての親である老婦人二人が、彼に手編みの電飾付きクリスマスセーターをプレゼントします。.
クライ・ベイビー
Cry-Baby
制作:1990年(米)
監督:ジョン・ウォーターズ
出演:ジョニー・デップ、エイミー・ロケーン、リッキー・レイク、トレイシー・ローズ、スーザン・ティレル、イギー・ポップ、ウィレム・デフォー
クライ・ベイビー(デップ)が惚れた彼女が山の手のお嬢様だったことから、不良グループと坊ちゃんグループの抗争が始まった!
というありがちなお話が、ジョン・ウォーターズ味の楽しく明るいミュージカル仕立てになっています。ジョニー・デップを見るたび誰か見たことある人が浮かびそうで浮かばなくて、ず〜っとモヤモヤしていたんですが、ついに解決してみてびっくり。それは元立川ボーイズの立川志らくでした!
ひえーっ、ファンの人に石を投げられそう。でもあの目つきがなんとなく似ていたんですよー昔は・・・ああ、もう言わないから許して。デップはかっこいいです。(えっ、取ってつけたようなコメントだって?)
ヒロインのエイミー・ロケーンはTVドラマ『メルローズ・プレイス』の初期に出演していましたが、映画にはあまり出ていなくて残念。彼女も目つきが妖しいのでカレン・ブラックみたいになるかなーと思っているんですけどね。
冒頭の注射シーンで、主人公の妹が大きなお腹をして編み物らしいものを持っていました。赤ちゃん用にしてはやけに大きな針でしたが・・・。.
シッピング・ニュース
★ (とらのママ様情報!)The Shipping News
制作:2001年(米)
監督:ラッセ・ハルストレム
出演:ケヴィン・スペイシー、ケイト・ブランシェット、ジュディ・デンチ、スコット・グレン、ジュリアン・ムーア
悪妻が家出したあげく死んでしまい、主人公は一人娘を連れて初めて会った叔母と一緒に先祖の地であるニューファンドランド島に住むことになる。心の傷を持つ登場人物たちが淡々と描かれています・・・。
叔母さん、島で知り合った女性の二人が編み物をしていました!.
アラスカ珍道中
☆The Road to Utopia
制作:1946年(米)
監督:ハル・ウォーカー
出演:ビング・クロスビー、ボブ・ホープ、ドロシー・ラムーア
奪われた金鉱の地図を追ってアラスカへ〜数ある珍道中ものの一作で、合間に監督の解説も入る冗談のような映画です。
物語は過去を回想するという形で進み、冒頭の現在の場面で編み物をしているのが少し登場します。あまり真面目に編んではいませんけどね。.
青い体験
Malizia
制作:1973年(伊)
監督:サルバトーレ・サンペリ
出演:ラウラ・アントネッリ、アレッサンドロ・モモ
久々にこの映画を見ました。あんなにねちっこい少年だったとは気づかなかった。再婚したがる親父と粘着系の息子に苦しめられる(?)美貌のお手伝いさんの物語。自分が大人になったせいか、彼女の視点で見ていることに気づく。(><
少年の親父の母親、つまり祖母が親父に手伝わせて赤い毛糸を巻いていました。編み物シーンは出てこないのですが、お手伝いさんが繕い物をしたり、かぎ針と思われるものを操っていたりします。.
ブレス・ザ・チャイルド
★Bless the Child
制作:2000年(米)
監督:チャック・ラッセル
出演:キム・ベイシンガー、クリスティーナ・リッチ、ルーファス・シーウェル
主人公は妹が置き去りにした娘を育てている。娘が6歳になった頃、同じ歳の子供を狙う連続誘拐殺人事件が発生、邪悪な団体が特別な力を持つ子供を捜しているのだった。
あまり評判のよろしくない映画で、なるほど目新しさはありませんが、子供が聖の属性であるためか妙にサッパリしています。見どころは久々のキム・ベイシンガーと子役の可愛さ、CGのネズミ?
しかし編み物のほうは案外収穫があり、悪の団体に属する女性がおそろしげな手つきで編み物をしていて、棒針を凶器にした殺人シーンも披露してくれます(編み物に怨みでもあるのか・・・)。.
プリティ・リーグ
★A League of Their Own
制作:1992年(米)
監督:ペニー・マーシャル
出演:トム・ハンクス、ジーナ・デイビス、ロリ・ペティ、マドンナ
第二次大戦中のアメリカに実在した女性のプロ野球リーグのお話。
軟弱な邦題で損をしている真面目な映画です。
夫が出征中という選手がベンチで編み物をしていました!.
スウィート・ノベンバー
★SWEET NOVEMBER
制作:2001年(米)
監督:パット・オコナー
出演:キアヌ・リーブス、シャーリーズ・セロン
仕事でも人間関係でも独りよがりな男が不思議な女性と出会う。全く付き合う気などなかったが彼女はなぜか強引・・・しかも毎月新しい男と付き合っているらしく11月の男になれと言う。彼女の突飛な行動には理由があった・・。
赤い手編みのショールのようなものが彼女のトレードマークです。そして、彼女が縞々のマフラーを編んでいる場面も登場します。この映画は1968年の『今宵かぎりの恋』(原題は同じ)のリメイクで、どちらかといえばオリジナルに興味があるんですが、なかなか見る機会がありません。.
予期せぬ出来事
★The V.I.P.S
制作:1963年(英)
監督:アンソニー・アスキス
出演:エリザベス・テイラー、リチャード・バートン、マーガレット・ラザフォード、ルイ・ジュールダン、マギー・スミス、ロッド・テイラー
若い恋人と駆け落ちしようとする富豪の人妻、会社経営者、映画プロデューサー、公爵夫人などVIPな方々が、空港で足止めを食らったため予期せぬ出来事に見舞われる!?
公爵夫人に扮するマーガレット・ラザフォードがアカデミー賞助演女優賞に輝いています。少ない登場ですが、彼女の存在でこの映画は救われているのではないかと思うほど。編み物をしているのも彼女です!
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乙女の祈り
☆Heavenly Creatures
制作:1994年(ニュージーランド・英・独)
監督:ピーター・ジャクソン
出演:メラニー・リンスキー、ケイト・ウィンスレット
二人の少女の激しすぎる友情が招いた悲劇。実際にあったお話。
ジュリエット(ケイト)が肺の病気を再発し、療養中に編み物をしていました。ちゃんと編んでいるシーンがなかったのは残念。.
ブリジット・ジョーンズの日記
BRIDGET JONES'S DIARY
制作:2001年(英・仏)
監督:シャロン・マグワイヤ 原作:ヘレン・フィールディング(脚本、製作総指揮)
出演:レニー・ゼルウィガー、コリン・ファース、ヒュー・グラント
32歳独身、大酒を飲み煙草を吸いすぎ、お肉が気になる主人公が心機一転して恋人を見つけるというお話。原作は大ベストセラーですが読んでいません。
主人公の幼馴染がトナカイ柄のセーターを着ていました。母親が編んだものなのですが、いい大人が着るにはちょっと・・・で、主人公の攻撃の的に。
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ニュー・シネマ・パラダイス
完全オリジナル版 ★Nuovo cinema Paradiso
制作:1988年(伊・仏)
監督:ジュゼッペ・トルナトーレ
出演:フィリップ・ノワレ、サルバトーレ・カシオ
映画は数少ない娯楽であった。少年は老いた映写技師と心を通わせる。
映画監督として成功した主人公が30年ぶりに故郷に帰った際、彼の母親が編み物をしていました。このシーンでは編み物がとても効果的だと思います。.
とらのママさんが通常版のチェックをしてくださいました! そちらにもしっかり編み物シーンがあるとの事なので、
まだご覧になっていない方はあえて完全版を探さなくても大丈夫です。
永遠の愛に生きて
★ (とらのママ様情報!)Shadowlands
制作:1993年(英)
監督:リチャード・アッテンボロー
出演:アンソニー・ホプキンス、デブラ・ウィンガー
大学教授で作家の主人公と、彼のファンであるアメリカ人女性が知り合う。離婚して英国に住むため作家と形式だけの結婚をするが、やがて彼女が不治の病に冒されているとわかる・・・。『ナルニア国ものがたり』で有名な
C.S.ルイス の実話を基にしたストーリー。
彼女が残された時間を過ごす際、編み物をしていました。苦痛に耐えながら編み物をしているのですが、それが完成までに時間のかかる行為であるだけに胸に迫ります。.
ふたりのロッテ
Charlie & Louise - Das doppelte Lottchen
制作:1993年(独)
監督:ヨゼフ・フィルスマイヤー 原作:エーリッヒ・ケストナー
出演:フリッツィ・アイヒホーン、フロリアーネ・アイヒホーン
両親の離婚でお互いの存在も知らぬまま別々に育った双子の姉妹。ふたりは偶然出会い、両親を結びつけるため作戦を練る・・・。
色々なタイトルで何度も映像化されている作品です。
手編みかどうかわからないけど、編み込みカーディガンを洗濯・乾燥して縮めてしまうという場面がありました。.
大きな翼を持った老人
☆?Un Señor muy viejo con unas alas enormes
制作:1988年(キューバ・伊・スペイン)
監督:フェルナンド・ビリ(脚本、主演) 原作:ガブリエル・ガルシア=マルケス
大きな翼を持った老人が海辺に漂着しているのを近所の夫婦が見つける。彼らは老人を世話することになり、見物人や興行師などが小さな村に押し寄せてくる。
原作はノーベル賞作家の短編です。この映画の中の細かいエピソードは監督の創作かな〜と想像するのですが、原作は読んでいないので、これを機会にマルケスを読んでみようと思います。いかにもファンタジーっぽい印象から子供と一緒に見ようとすると外すかもしれません。
大きな翼を持った老人の噂がプエルトリコに伝わったところで、編み物をしているらしき人がいました。なんとなく手の動きからしてかぎ針編み、レース編みのような感じです。(そんなこともよくわからないほど少しの登場).
その後:原作を読んでみたところ、映画を先に観たせいかもしれないけど、
この監督&主演がイメージに合っていて良い映画化のような気がしてきました。
オルフェ
Orphée
制作:1949年(仏)
監督:ジャン・コクトー(原作、脚本)
出演:ジャン・マレー、マリア・カザレス、フランソワ・ペリエ
謎の美女(死神)を目撃し、そのとりこになってあの世を垣間見る詩人。
妊娠した妻が子供のための靴下を編んでいたということで、物入れの中に編み針や小さい靴下が見えます。まだ夫には知らせておらず、打ち明けようとしたものの彼は死神にはまってしまっていてそれどころではなく、靴下は踏付けに・・・(ちょっと〜〜!!)。.
ヴァネッサ・ウィリアムズの
クリスマス・キャロル
☆A Diva's Christmas Carol
制作:2000年(米)
監督:リチャード・シェンクマン
出演:ヴァネッサ・ウィリアムズ、ブライアン・マクナマラ、リチャード・ジュトラス
わがままな人気歌手エボニーが、クリスマスに現れたゴーストによって反省させられる物語。
特にヴァネッサ・ウィリアムズのファンでもないし、クリスマス映画でなければ見なかったと思う一本なのですが、これが案外悪くなかったです。ゴーストの一人、見たことあるけど誰だろうと思っていたら、なんとデュラン・デュランのジョン・テイラー・・・名前を見るまで判らなかった!
TV用映画です。
エボニーのスタッフ達が彼女への不満を口にしているところで、スタッフの一人が編み物をしています。でもよく見えないんですが・・・。.
この映画のヴァネッサ・ウィリアムズは歌手/女優のヴァネッサ L. の方です。
これは歌モノだから間違えないけれど、同名の女優(ヴァネッサA.?)と紛らわしくて困ります。しかも2人は別々のソウル・フードというドラマにそれぞれ出演していると言うんですからもう大変。
キャスト・アウェイ
Cast Away
制作:2000年(米)
監督:ロバート・ゼメキス
出演:トム・ハンクス、ヘレン・ハント
仕事人間が無人島に漂着する物語・・・ クリスマス(イヴ?)から始まり、主人公とその彼女がニットを着ていました。特に彼女が最初着ていたのは編み込みの手編みっぽい感じでした。主人公がお祝いの席で着ていたセーターは無人島まで一緒!(そこまでで登場終了)
Last modified: 2003/10/07