戦慄の七日間 【発見】

Seven Days to Noon (1950) イギリス
監督:ジョン・ボールティング、ロイ・ボールティング
出演:バリー・ジョーンズ、オリーヴ・スローン、アンドレ・モレル

■あらすじ
イギリスの首相官邸に配達された手紙には、「この爆弾の製造中止を発表しない限り、議事堂近くで爆発させる」とあった。差出人は科学研究所の教授で、爆発すればロンドンの半分が吹き飛ぶ威力の小型原子爆弾を持って姿を消している。
猶予は七日間・・・教授を見つけることができるだろうか!?

■雑感
期日が近づきロンドン市民が疎開したりと緊迫感があります。

教授が貸し部屋の広告を見て行ってみると、家主はくわえ煙草を片時も離さず家中にたむろする猫を相手に暮らしているおばさん。演じているのはジョーン・ヒクソンでした。
ミス・マープルになる前は、こういうはすっぱな役が多い気がします。

うんと若い頃はどんなんだろう?と気になりますが・・・
H.G.ウェルズ原作の『奇蹟人間』(1936)ではニキビに悩む既婚の店員役。
すでに30歳くらいですから、若いには違いないけど印象はあまり変わりません。
動画サイトにあった Love from a Stranger (1937) 邦題『血に笑ふ男』でも、はすっぱでおかしなメイド役・・・昔からこの調子なのかな。

■編みどころ
非常事態になり首相が国民に向けてラジオの臨時放送を行い、聞いている人々が映し出されます。その中に病院らしき場所のベッドで編み物をしている女性が!
編み方はやっぱりイギリス式でした。

毛糸が

メンズセーターを編むために注文していた毛糸が届きました。
使うのは濃紺とグレー、そのグレーの色合いが画面ではわかり辛く、ビミョーな色だという評判もあったので実物を確かめるべく封を開けると、見ず知らずの糸が自己主張・・・

・・・なんじゃこりゃー。

いくらなんでもここまで違わないだろうと見てみると色番が違います。
自分が間違えたのかと焦ったけどお店のミスで、電話したら翌日には正しいものが来ました。

お手本と違う糸で違う編み方をするつもりです。
例によって出たとこ勝負だからどうなることやら・・・。
寒くなってきたから早く編まなくては。