一ダースなら安くなる 【発見】

Cheaper by the Dozen (1950) アメリカ
監督:ウォルター・ラング
出演:クリフトン・ウェッブ、マーナ・ロイ、ジーン・クレイン

■あらすじ
夫婦と12人の子供たちからなるギルブレス家。
父は能率技師として、何をするにも効率の良い方法の研究に余念がない。
やがて国際会議に招かれ講演に出掛けるのだが・・・。

伝記的な映画で、原作は子供たちのうちの二人の共著。

■雑感/編みどころ
家族会議の席で、母が靴下を繕っているようでした。
また、ダンスに行く娘に父が同行しようとしている場面では、ボーイフレンドも迎えに来て賑やかな様子を眺めながら、母が棒針の編み物を手にしていました。
テーブルの上の籠には毛糸もあり。

終盤、ヨーロッパに旅立つ父に、娘がプレゼントを渡します。
船の中で開けて

靴下か?

編み物を習わせたのは誰?
一家全員の靴下を、母と娘たちで編んでいたのでしょうね。

その後の家族を描いた『続 一ダースなら安くなる』(1952)、リメイク作の『12人のパパ』(2003)、その続編『12人のパパ2』(2005)に、編み物は登場しません。
(『12人のパパ』には少しセーターが出てきます)

アウトランダー2冊

「遥かなる時のこだま(1)(2)」 ダイアナ・ガバルドン

An Echo in the Bone (2009) 加藤洋子 訳

『アウトランダー』シリーズの21、22冊目です。
最初のうち話が3方向に分かれていることや、前作からの空白を埋める説明が足りない面もあり、散漫な印象です。何か起こりそうな落ち着かない感じが漂っています・・・。
次が現在のところ最終巻だけど、ちょっとお休み。
6月に新刊が出るらしいのですが、日本語訳はいつ頃でしょうね?
前作だと2年(これでも早いくらい?)かかっているし、だいぶ先かな・・・。