ホラーでもない2本

編み物発見!映画以外の感想を書く時間がなかったので、気に入ったものだけ手短に。

リヴィッド (2011)

『屋敷女』(2007)の監督作で、普通のホラーかと思ったらファンタジーでした。
若者たちが屋敷に忍び込むありがちな序盤から、謎の展開を経てある意味衝撃のラストです。
監督がインタビューで「既存のホラーのジャンルにはまらない物を作りたかった」と言っていて、たしかに家ものかと思えば吸血鬼か魔女かマッドサイエンティストのような、通り魔殺人、心霊現象、機械人間?・・・と盛り沢山、筋道立ってなくて曖昧模糊。
私はかなり好きなのですが、前作のテイストを期待した人にはウケが悪いです。

びっくりなのはマリ=クロード・ピエトラガラが出演していることで、バレエの先生役だからピッタリなんだけども、こういう映画でボコボコにされたりするとは意外(本人はやってないと思いますが)で、いい人なのかも・・・(?)と思ったりして。

前作に続いてベアトリス・ダルがちょっと出ているのも、どうでもいいような良かったような。
常連となっているのか新作にも出演するらしいのでまた楽しみ~。


キャビン (2012)

ありそうでなかった大仕掛けホラーネタ映画。
欲を言えばあっさりしすぎで、この仕掛けを盛り込んだストーリーというより、見せ場重視なのが惜しいかな。でもテンポは良いからいいのかも。
設定に大疑問があるけど、このくらいやってくれればOKです。