黄色い星の子供たち 【発見】

La Rafle (2010) フランス
監督:ローズ・ボッシュ
出演:メラニー・ロラン、ジャン・レノ、シルヴィー・テステュー、ガッド・エルマレ

『サラの鍵』と同じくヴェル・ディブ事件が題材で、こちらのほうは事件そのものを描いています。(公開は『サラの鍵』が後ですが、先に見たので)

女性たちは屋外で椅子に腰掛けて編み物をし、その間を学校帰りの子供たちが走り回り、路地には笑い声が響く。そんな毎日が当たり前だと思っていたのに・・・。
肩掛けやセーターにベスト、赤ちゃんものなど、普段の生活の随所に編み物が見られます!

グリム3本

赤ずきん (2011)

『トワイライト~初恋~』の監督作、という説明だけでOKのロマンス。
そういう目で見れば納得かな・・・。
女性がネット状のショールを肩に掛けていましたが編みシーンは無し。


スノーホワイト (2012)

こっちは『トワイライト』シリーズのヒロインがスノーホワイトに・・・ややこしい。
これが「戦う白雪姫」?ふ~んで、継母のほうを応援したくなりました。


子供に聞かせられない 残酷!グリム童話 (1986)

旧タイトルは「デッドタイム・ストーリー おとぎ話は血の匂い」
寝つけない子供におじさんがお話を聞かせます。

「グリム童話」と付いているけど、第1話は何が元の話なのかわからないし、第2話は一応「赤ずきん」をベースにしているものの、第3話はイギリスの童話「3びきのくま」をもじったもので、グリムやダークファンタジーを期待してはいけません。全体にかなりチープです。
おじさんはちょっとエッチな話が好きなので、そういう意味で子供に聞かせられない・・・は、ありか。

第1話、暗くて不気味な中世の雰囲気、蘇りかけた魔女の特殊効果の出来が良くて期待を持たせますが、残りの2つは現代のお話でコメディタッチに。それも悪くないけどトーンダウンします。
第2話、薬局の店員がフレディ・マーキュリーとジョン・クリーズを合わせたような顔で、何度も巻き戻して見直しました・・・。
第3話、ママがカーディガンを着ていて、コミュニティ・カレッジでレース編みを専攻したなんて台詞もあり、もう一歩で編み物映画になるところ・・・これだから油断できません。