お披露目してなかった

手袋展の開催直前まで編んでいた2つです。会場で撮っておいた写真がありました。

スコットランドの国旗とアザミの花をモチーフに・・・ブロックが正方形に近いのであまり国旗らしくないかもしれません。 以前から取り入れたかったドクロ!これはブロックが縦長です。 骨をイメージしたゴム編み部分はちょっと立体的にしてみました。 自分用に編んだもの。

A Gathering of Gloves ~ 手袋物語 ~ 札幌展

東京展には多くの方にお越しいただき、大変ありがとうございました。

私には最初で最後じゃないかという夢のような体験が終わり、すっかり日常に流されそうですが、札幌ではまだ開催中です!
ヴォーグ学園札幌校とpresse (プレッセ)で24日(土)まで。

特にpresseさんで行われる北村系子さんのワークショップは北欧の珍しい技法で、東京展ではキャンセル待ち多数でした。24日と25日、まだすべり込みで受講できるかも!

A Gathering of Gloves ~ 手袋物語 ~ 東京展

もうすぐです!

出品者:植松亜砂子、おろち、北村系子、田中文乃、飛田眞理

【会期】
2018年11月1日(木)~ 11月6日(火)
11:00 ~ 19:00(会期中無休・最終日は17:00終了)
 私は11/2(金)と11/5(月)は13:30~、そのほかは終日
ご都合のつく方はぜひいらしてください。
お待ちしています!

【東京会場】
ギャラリー + クック・ラボ como
〒107-0062 東京都港区南青山4-7-7
Tel・Fax 03-3470-0019
http://www.comocomo.net/

SNSは InstagramFacebookTwitter

撮影:Midori Yaple

11/9~11/24は札幌展もあります。

2本目用

右側は前回編んだもの。毎日のように使っているけどまだまだいけそう。ゴム編みが伸びてもフィットしているので問題ありません。

もうひとつあると便利かもと作ってみたのが左側です。目数も前回と同じ。

sanquhar pattern bottle cover 1

このゴム編みを編んでいる頃に針がいつの間にか骨折したのでした。
前回より小さくならないようにと本体は2.25mm針で。比べると太さはほとんど変わらないのですが、マス目が正方形に近づいた段数の少ないゲージになりました。

sanquhar pattern bottle cover 2

糸は黒がダイヤコリーナ(40g-150m) 925:ウール50%/ナイロン50%
紫がクリエイトベル カトレア(50g-207m) 264:毛50%/ナイロン50%
(毛とウールの違いはラベルのまま)

これでペットボトルカバーは当分いいかな。
何も考えずに編めるのが休憩時間向きなんだけど、そんなに沢山いらないし・・・やっぱり靴下編み? いや・・・何か考えよう。

蚊とノミ、あるいはハエ

S.W.R.I.のサンカ手袋のパターンから Midge and Fly を編んでいました。
このパターンでは fly となっているけど future museum では flea になっています。ゴム編みの部分はパターンどおりではなく、future museum にあったものを参考にゴム編みにしてみました。このほうがよりうるさくて小昆虫らしいのではないかと・・・。
SWRI sanquhar gloves
お手本のままに編んでみると指先がかなり余りましたが、指を編むころにはあちこちのフィット感も気に入らなくなっていたので、編み直しはせずそのまま進めました。
Midge and Fly
こまめにサイズチェックしながら仕上げたのがこれ。
pc040025
ぴったりの割にしっくりこないのは糸との相性?
pc040022 pc040016
糸はパピーニュー3PLY、最初のは 302(白)334(黒)、片手で32g、次のが 364(グレー)368(えんじ)、両手で56g、濃い色のほうをたくさん使います。
針は0号メイン、一部に1.75mm。
お手本よりゴム編みと手首部分の目数を減らしてあります。

サンカ模様の中では一番簡単かも・・・と思ったのは間違いで、簡単な模様だけど地がチェックなので思ったより編みにくいです。指の股の部分の補強もやりづらいし、手の加減でサイズが変わりやすい。
ちなみに指の間にマチはあります。ブロック模様のサンカ手袋は両脇を減らして三角形を作りますが、これは中央部分で2目一度を2回する減らし方です(この2目一度がきれいに繋がらなくてもがいたけど挫折)。

この糸は丈夫な反面、肌触りはいまいちです。最初の白黒のほうはそれほど気にならないので、後のほうはきつめに編んだからだと思います。

ペットボトルカバー

これがホントの指なし手袋だ!(ウソ)
サイズ的にはちょうどそんな感じです。そもそも編みかけの手袋をペットボトルに被せたら入ったので、ゲージもとらずに編んでしまいました。氷水出し緑茶を持ち出す際のペットボトルの結露対策用。
sanquhar pattern bottle cover

柄は適当に寄せ集めで・・・

底の減し目も適当な割には成功しました。
毎段8目ずつ減らしましたが、もう少し緩やかにしたほうがよかったかも。

糸は今はなきベルクリのカトレア(50g-207m):毛50%/ナイロン50%
針は0号、72目のゴム編みから編みはじめ、模様を始める前に88目に増し目しました。

ちょっとぴっちりしすぎかもしれない。バッグの中が濡れないようにというだけの目的なので、もう少し余裕があったほうが使いやすそうです。ペットボトルの太さもいろいろだし。今度編む際には1号針にしてみます。わりと薄手なので結露対策効果がどのくらいあるのかも試してみなくては。

夏休みその2終わり

福島の裏磐梯と会津若松に行ってきました。
お寺巡りは少ししかできなかったので地蔵ニットは収穫なしです。

空き時間に簡単に編めるものをと持って行ったもの。
手袋に似ていますが、これはこのまま編み続けるだけです。
指を編まないで良いって何て楽チンなんでしょう~。


夏休みその3はありません・・・。

サンカ柄デミグラブ

まさかの時のサンカ手袋!(いや、なんとなく・・・)
前回サンカ手袋を編みかけた時はブロック柄ではなく Shepherd’s Plaid を片方だけで終わっていて、そのケリもつけないまま2年以上経ってました。ブロック柄のサンカ手袋を編むのはかなり久しぶりで、昔編んだものを見てもどうやるのかよく思い出せない部分もあり、いきなりフルスペックは無謀なのでリハビリをかねてデミグラブにしてみました。

sanquhar pattern fingerless glove
糸はパピー ブリティッシュファイン(25g/116m)
灰系(22)25g、緑系(28)20g、0号針

この毛糸は結構ガサガサしていてあまり暖かくは感じません。
雰囲気は良いけど、きつく編んでいるのでゴワつきます。洗うとまた変わるかもしれませんが、別の色はもっと柔らかいのもあったので色によるのかも?
丈夫なのが良くて、細かくて力がかかるところでも安心でした。


途中までは普通のサンカ手袋の編み方と同じだけど、指が省略されているのでお手軽です。手のひらの編み始めが7マスのタイプ(いわゆる省エネ型ですね・・・って私が言ってるだけだからいわゆるでも何でもないんですが)なのもハードル低め。

その割には問題点も多く、いろいろ思い出したり新しくわかったこともありました。濃色の糸が足りなくて最後のゴム編みが一色になったのも試作レベル。

伸縮性があまりないのでサイズがシビアでカフ部分がもたつきがちです。
サンカ手袋には編み始め7マスのタイプと8マスのタイプの編み方がありますが、考えてみると横方向を7マスで合わせたとして縦方向の親指の始めまでの位置がどちらも2マス半では合わないのでは? 長さ的には2マスくらいでもいいと思います。それが余計なぶん、履き込みが深い感じになってカフから手首にしわ寄せが来てるんじゃないかな?

他の人が編んでいるのを見ても、7マスタイプの手首部分のフィット感はいまいちのような・・・かと言ってここを短くするとサンカ手袋らしくないのか、それもありなのか(単色のところで親指を始めると非常に楽なのですが)悩みますね。


面白がってこの糸をいくつか買ったので、また別の色で編んでみます。
(ゲージ的にはやや無理あり)
手首のゴム編みを短くして丈も1マス短くしたら1玉ずつで余裕という算段。