Phone Call from a Stranger 【発見】

Phone Call from a Stranger (1952) アメリカ
監督:ジーン・ネグレスコ
出演:ゲイリー・メリル、シェリー・ウィンタース、マイケル・レニー、キーナン・ウィン、ベティ・デイヴィス

あまり真面目に観ていなかったので再チェック。
※少し詳細に触れています。

■あらすじ
弁護士のデビッドは、浮気をしていたことを妻から告白された。
それが過去のものであっても我慢できず、別れるつもりで旅に出る。
彼は空港で3人の同乗者と知り合った。飛行機恐怖症の女優、アルコールに依存する医師、騒がしい巡回セールスマン・・・悪天候でフライトが遅れたこともあって彼らと親しくなり、乗り継ぎで降りた際には電話番号を交換して再会を誓う。
しかし次に乗った飛行機が事故を起こし、3人は犠牲になってしまった。軽症で済んだデビッドは、電話番号を頼りに彼らの遺族や知人を訪ねて話を聞く・・・。

■雑感
何時間か一緒に居ただけの人たち、彼らの姿や会話から想像していた人物像は、訪問先で知った実像と同じではありませんでした。
最後に巡回セールスマンの妻(ベティ・デイヴィス)の話を聞くにいたり、赦すことの大切さを知り、自分の家庭も修復可能であるという希望を持って妻に電話をかけます。

当初タイトルから、ベティ・デイヴィスが何かやらかして、誰かの脅迫電話に怯えるサスペンス映画・・・を妄想していたらまったく違っていて、心温まるドラマでした。

日本に紹介されていないのか、邦題が見当たりません。
よくわからないところもあるので、ぜひ日本語字幕で見てみたいと思いました。

■編みどころ
巡回セールスマンの妻が、ベッドの上で編み物をしています!
4本針の輪編みで靴下のようです。
ふくらはぎとかかとが編めて、甲の部分に進んでいる辺りでしょうか。
デビッドとの話が始まると編み物を袋に仕舞い、話が終わると取り出して編み始めます。

DVDの裏表紙より。
本作の美人役はシェリー・ウィンタースで、ベティさんの編みシーンはこんな感じ。

ゾンビ・チャンネル 【発見】

The Video Dead (1987) アメリカ
監督:ロバート・スコット
出演:ロクサーナ・オーゲセン、ロッキー・デュヴァル、マイケル・セント・マイケルス、ジェニファー・ミロ

■あらすじ
配達されてきたテレビからゾンビが出てきて住人を襲った。
新しく引っ越してきた家族の息子は残されていたテレビを使おうとするが、またもやゾンビ界と接続されてしまい、どんどんゾンビが出てくる・・・。

■雑感
相当にしょぼい出来でありながら、なんとなく愛されている不思議な映画。
コメディ的にもホラー的にも、やってやろうというような気負いは感じられず、センスがあるわけでもないのですが、テレビやゾンビなりの感情表現がちょっとユニークです。

■編みどころ
編みシーンはないけれど・・・。
隣人の若い娘がニットを着たプードルを連れています。手編みかどうかは不明。
彼女の母親が襲われた際に、置いてある編み物から棒針を手に取り反撃しようとします。

パラノーマン ブライス・ホローの謎 【発見】

ParaNorman (2012) アメリカ
監督:クリス・バトラー 、サム・フェル
出演:コディ・スミット=マクフィー、タッカー・アルブリッチ、アナ・ケンドリック

■あらすじ
ノーマンにはなぜかゴーストが見えて会話もできる。
家族にも理解されず学校でも孤立していたが、伝説だと思われていた魔女の呪いが実在して町に危機が迫ると、解決できるのはノーマンしかいないのであった。

ストップモーション・アニメ映画です。

■雑感/編みどころ
テレビ好きのばあちゃんは、亡くなっても天国に行かずに、リビングのカウチで編み物をしながらノーマンを見守ってくれています。
黄色い毛糸で棒針編みでした。序盤と終盤、3回くらい登場します!
ノーマンのゾンビスリッパもフェルトで出来ていて、作れそうな感じです。

ペット・セマタリー 【発見】

スティーヴン・キング著
Pet Sematary (1983) 深町眞理子 訳

映画版で見つけた飛行機の中の編みシーンはありませんでした。

ほとんど登場しないのですが・・・。
妻のレーチェルが「手にしていた編み物を置いて」という場面がありました。
また、飼い猫が小さかった頃「毛糸の玉にたわむれていた」ことを思い出す場面も。
この家庭には編み物があったのですね~。

スティーヴン・キングの小説はほとんど読んでいないのですが、他にも発見できそうな気がします。映画化されているものから読んでみようかな・・・。

短い輪針

まだ手袋の準備中、22cmの0号輪針を試してみました。
ちょうどというか、ぎりぎり(長い)というか・・・。右画像は短針(16cm)と。

編み心地は微妙です。
もっと号数が大きいか、ゆったりめか、編み込みでなければいいのかもしれないけど、左の針のケツが当たる、失礼、針とコードの段差がつっかえるのが気になります。
ここがスムーズに後退してくれないとストレス溜まりそう。
針部分もカーブしていたら良いのにな~。

とりあえず今回は見送り、竹の短針で進めることにします。
これはまた別の機会に。

で、糸が増えているのは針のついでに・・・いや、針がついで!?

Opal Solids 4-ply(100g-425m、ウール75%/ポリアミド25%)
手袋だからちょっとあれば良いのだけどデカいです。

前回購入したスキーのスコア(ナイロン50%)のほうが柔らかくてコシがなく光沢があり、Opalはざらっとしてマットで芯がある感じ。Opalのほうが太く見えて、色は鮮やかです。
まだ手を付けないで、スキーのほうで始めてみます。

テーマ曲が

日曜の午前中、『おしん』を再放送しています。
そのテーマ曲が『ロミオとジュリエット』(1968)のアレンジに聞こえて仕方ない件。
原曲ではなくヘンリー・マンシーニ版 Love Theme from Romeo and Juliet(A Time For Us)
のさらにアレンジみたいに。
だから何だってわけでもないんですが・・・。

1日6本立てで放送しているから6回聞いてますけど(聞きすぎておかしくなってる?)、旋律といい拍子といい・・・毎回似ているという確信を深めます。
でも共通点を指摘する人が見当たらないので、私の脳内変換なのかな・・・。
そうのち追求してみよう。

NHK連続テレビ小説「おしん」オリジナルサウンドトラック
1. 「おしん」メインテーマ

ヘンリー・マンシーニ・オーケストラ
07. ロミオとジュリエット

その後:いつの間にか試聴できなくなっていました。おしんのテーマは動画サイトにありそうです。ヘンリー・マンシーニのはこれで
YouTube: Love Theme from “Romeo & Juliet” (A Paramount Picture) · Henry Mancini & His Orchestra and Chorus
どちらもドラムのブラシ(だと思う)の音がするからかな・・・

Schizo 【発見】

Schizo (1976) イギリス
監督:ピート・ウォーカー
出演:リン・フレデリック、ジョン・レイトン、ジャック・ワトソン、クイニー・ワッツ

■あらすじ
フィギュアスケートのスターであるサマンサは実業家のアランと結婚した。
その新聞記事を見た男が、着替えと鉈をトランクに詰め列車に乗る・・・。

■雑感
『拷問の魔人館』(1974)の監督作。←よりは見映えも作りもよく出来ていますが、かと言ってそれほど面白いわけではなく、ジャーロを狙ったにしては謎や意外性に乏しいのです。
映像面では(比較的)頑張っていると思います。

■編みどころ
編みシーンはないのですが・・・。

お手伝いさんが階段下の物置の扉を開けようとすると鍵がかかっていました。
カバンの中の編み物から金属製の棒針を抜き出し、ガチャガチャやってこじ開けます。
針をカバンに戻して物置に向かっていると、後ろから忍び寄った何者かが針を手に取り、お手伝いさんの後頭部へ・・・あー、やっちゃいましたか。

だから~~簡単に刺さりすぎですって。
編み針が凶器になると力学が無視される不思議。
映画みたいに編み針を刺そうとしても刺さらないぞ、というシーンのある映画は存在するかな?

モーガンズ・クリークの奇跡 【発見】

The Miracle of Morgan’s Creek (1944) アメリカ
監督:プレストン・スタージェス
出演:エディ・ブラッケン、ベティ・ハットン、ウィリアム・デマレスト、ダイアナ・リン

■あらすじ
ノーヴァルは幼馴染のトルーディに思いを寄せていた。
出征兵士がもてはやされるご時世で、残留組のノーヴァルは面白くない。
彼女がデートに応じてくれて喜んだのもつかの間、それは厳しい父親への口実で、彼に映画館で時間を潰させトルーディは出征パーティに出掛ける始末。
そこで酔った勢いで誰かと結婚したらしく、妊娠もしていたとわかり・・・。

奇跡とは? 結末に仰天!!

■雑感/編みどころ
男手ひとつで娘二人を育て上げた父親役はウィリアム・デマレストです。
ジョルスン物語にも出演していますが、こちらのほうが作品が作品だけにコミカルな役どころで、頑固オヤジらしさが引き立っています。

物語の序盤、ノーヴァルは下宿のおかみさんらしきジョンソン夫人とポーチで話しています。
夫人が桶のようなもの(高さ20cmくらいの手頃なサイズで、桶なのか籠なのか?)を抱えて手を動かしています。豆の皮を剥いているとか、インゲンの筋を取っているのかもしれないけど・・・何かキラッと光ったようにも見えます(金属針?)。

編み物だったらいいなーと思いつつ物語の終盤。
いろいろあって町を離れていたノーヴァルが戻ってくると、トルーディの家はもぬけの殻。
ジョンソン夫妻の家に行き、一家が半年前に引っ越したことを聞きます。

また例の桶みたいなものを夫人が膝の上に・・・今回は間違いなくその上で編んでいます!
長い棒針でイギリス式に近いように見えました。
このことから、最初のシーンでも編み物をしていたのだと思います。

また、物語の途中でノーヴァルが逮捕されてしまい、トルーディが困り果て
「何かできないの?」と父親に助けを求めると
「彼にセーターでも編むか」と返される場面もあり。

予想外の大収穫でした。
桶か籠かはハッキリさせたいです・・・。

ジョルスン2本 【発見】

ジョルスン物語

The Jolson Story (1946) アメリカ
監督:アルフレッド・E・グリーン
出演:ラリー・パークス、イヴリン・キース、ウィリアム・デマレスト、ルドウィッグ・ドナス

■あらすじ
アル・ジョルソンの前半生を描いた伝記映画。
歌うのが大好きでショーの世界に飛び込んだ少年は、ブロードウェイで人気歌手となった。
女優のジュリーと結婚してからも休みなく仕事を続け、初のトーキー映画『ジャズ・シンガー』(1927)に主演して大成功を収める。
ジュリーは以前から静かな生活を希望しており、その思いに心を動かされたアルは、引退して田舎暮らしを始めた。しかし彼は歌なしではいられないと気づいたジュリーは・・・。

■雑感
歌はアル・ジョルソン本人が再録したもので、晩年の歌声なのですが(この様子は『再び歌う』にあり)、そんなことは感じないほど、なりきっているラリー・パークスの演技と合っています。

■編みどころ
アルの母親が、細くて短い金属の4本針で輪編みしていました。
彼女はアルの引退後の家に遠くから訪れた際にも、居間で編んでいます。
それも小さな輪編みのようで、長くなっているから靴下かもしれません。
旅先にも持ち歩いているので嬉しくなりました。


ジョルスン再び歌う

Jolson Sings Again (1949) アメリカ
監督:ヘンリー・レヴィン
出演:ラリー・パークス、バーバラ・ヘイル、ウィリアム・デマレスト、ルドウィッグ・ドナス

■あらすじ
アルは舞台に戻ったが以前のようには身が入らず、歌うのが苦痛になり休養する。
なかなか復帰する気になれなかったが、戦争が始まり、慰問で役に立つならと各地を巡るうち過労で倒れた。美しい看護士と出会い、元気になるなり病院の慰問を開始、彼女と再婚する。
もう昔のようには歌えない、自分の時代は終わったと引退したが、戦時中の慰問で知り合ったプロデューサーから伝記映画の話が持ち込まれた・・・。

■雑感
前作のラストシーンから始まるので全く違和感ありません。
伝記映画とはもちろん『ジョルスン物語』のことで、その制作風景も描かれています。
「あれは誰?」と若メイクと老けメイクの自分が対面して演技指導したり、完成した映画を見て感動したりと手前味噌のような感じもしますが、2本続けて見ると面白いと思います。

■編みどころ
父親が編み物のブランケットを掛けていました。

本作では妻のエレンが編んでいます!
アメリカ式みたいだけど、中指を使って糸をかけているように見えて素早い動き。
編みシーンが何度もあって豊漁です。

手袋お試し

久々に5本指手袋を編みたいと思って・・・。
指出しのほうが実用的なんだけど、編みたい気分優先です。
ずっと気になっていたパターンですが、用意した糸が細すぎて始められなかったのを、ソックヤーン的なものを使ってみようかと3種類買ってみました。

全部黒で、左から
スキーのスコア(40g-160m)
ダイヤのコリーナ(40g-150m)
ベルクリヤーンのカトレア(50g-207m)

どれもウール50%/ナイロン50%で、糸長、価格もほとんど同じです。
(もっと毛の割合が多くて手頃なのを探したい)
手触りと見た目は少しずつ違うけど、実際は編んでみないとわかりませんね。
コリーナの毛羽立ちが気になり、色もペタッと見えたので今回はやめて、スコアとカトレア・・・ほとんどどちらでも良いので、使おうと思っているグレーの色がきれいだったスコアに決めました。

糸は良いとして、今度は針が決まりません。
写真は1.75mmの10cm針、これは短すぎて却下。
どうしよう・・・いっそ0号でも良いかも。
お試しは続きます。

パターンでは3色だけど、この5色を使う予定。