毛糸だま 【サンカ】

毛糸だま 2016 No.172[冬号]

「サンカサンプラーマフラー」のキット

おお、マーガレット・スチュアートさんだ~と開いた毛糸だまに発見が!
サンカ手袋の記事も小さく載っていました。

「現地と同じ糸」というのは4plyソックヤーンなんですよね。
で、これを編むのに適しているのが4本針というのは何故?どうして?輪編みではないの!? え゛ぇーーーそんなことって・・・と非常に気になっております。

このキットはユーロ・ジャパン・トレーディング・カンパニーさんでも扱っています。日本語ページにはなかったのですが、お買い物サイトの英語ページにはあります。

その後:
UJTさんに問い合わせたところ、来年の2月頃から販売予定との事でした。

BBC NEWS 【サンカ】

Knitting revival under way in Sanquhar


だいぶ前の記事です。
サンカで伝統的な編み物が復活しているというスコットランドのローカルニュースがありました。以前から注目されていましたが、特に2013年の日本の書籍『スコットランドの伝統てぶくろ』で取り上げられたことが大きい感じです。

冒頭に登場する手袋の編み手は、サンカ祭りinスミソニアン のメイ・マコーミックさん!
お元気そうで嬉しいです。もうずっと、編むところだけ見せてくれませんか・・・。

地域のコミュニティサイトに新しい編み機での最初のマフラーの記事もありました。
HISTORIC SANQUHAR PATTERN KNITWEAR COMES TO LIFE ONCE MORE

まさん、情報ありがとうございます!

隅田川ほとり2015

田志口正恵さん参加のクラフト展に、先週お邪魔してきました。


大物の新作がありました!
同系色の微妙に違う質感の糸が使われていて面白いです。
帽子も少し増えて
レースもいくつか。

スウェーデン在住のテキスタイルアーティスト、籾山孝雄さんの作品。

バッグはリバーシブルにもなる丁寧な作り。
もうちょっと小ぶりなら欲しかったなぁ。。

展示会情報

田志口正恵さんからお知らせが来ました!

「第10回 隅田川ほとりクラフト作家集団展 展示即売」
会期:10月13日(火)~19日(月)
会場:2013年と同じルーサイトギャラリー(市丸さんのおうち)です。

さらに

第1回『クラフト パッサージュ 28人展』
会期:10月28日(火)~11月2日(月)
会場:1月と同じ伊勢丹府中店6階特設会場です。

どちらも大勢の作家さんが参加して賑やかな展示会になりそう。
期間も長めなので両方行きたいです。

2013年の展示会の記事は → 隅田川ほとりへ
今年1月の展示会の記事は → ニット展

ニット展

伊勢丹府中店6階特設会場にて、27日(火)午後5時まで開催されている『北欧伝統ニットと愉快なガラス工芸、2人展』にお邪魔しました。
ニットは田志口正恵さん、ガラスは長嶋貴子さん。

21日から開催されていて行ったのは24日だったのですが、帽子などかなり売れてしまったとのこと。エスカレーター脇の小さなスペースだけど伺った際にもお買い上げの方が。



ハンドウォーマーの中央のものは、手のひら側は編み込みではないのです。
表に見えるのは一色だけで、もう一色のほうは裏側を渡して行ってます。北欧の織物みたいな編み方だと教えていただいたのですが、名前が憶えられませんでした。あとで調べてみなくては。

帽子にもこのテクニックを使ったものがありました。
伸縮性はあまりないけれど、編み込まずに糸を連れ回せるのは魅力ですね。

右の三角の模様のものは配色糸の部分が裏編みなので、微妙に凹凸が出て面白い表情。


サンカ柄のプルオーバーはシェットランドレース2ply、またまた細いので!!
ブロックの隙間が手袋なんかより開いていることについて聞いてみたら、「本当はもっと開けたかったけど糸を渡す限界で・・・」「ただ並べるんじゃなくてぽつぽつと置いてみたいけどそうもいかなくて・・・」とおっしゃってました。


またまた刺激をもらった展示でした。
今年はもう一度あるかも・・・というお話なので楽しみです。

前回の2013年の展示会は → 隅田川ほとりへ

ウェンディさんのカウル 【サンカ】

Sanquhar Cowl by Wendy D. Johnson


ウェンディさん作のサンカ模様カウルです。
3.25mmの針なので日本の4号針より少し細いくらいですね。
ボリュームはかなりあります。

とらのママさんに第一報を、まさんにラベリーに載ったのを教えてもらいました。
皆様の情報が頼りです。ありがとうございます!

手袋と靴下 【サンカ】

Sanquhar Socks by Beth B. Parrott

Knitting Socks from Around the World に掲載

25種類の靴下を世界各地から集めたイメージです。
サンカソックスはイギリスの4つのうちのひとつでした。
日本代表はなぜか「猫」の文字がある足袋ソックス。

その後:
よく見たら猫じゃない?何だこれ??


サンカ模様の指なし手袋

風工房の編み込むニット に掲載

カシミヤ糸を1号棒針を使って編みます。
マチがあるのは親指だけ(三角柱ではなくパターン2つ分の平面的な形で手のひらの側面に付いています)、他の指は単色のメリヤス編みです。

第一報はこちらに 【サンカ】

サンカ手袋に関する情報を本館の「サンカ手袋見つけ隊」に載せていますが更新が滞りがち。とりあえずこっちに書いてみることにします。


Sanquhar Coat by Judy Furlong

Knitting Magazine 121, October 2013 に掲載
(↑Amazonでの扱いがなくなったのでravelryで見てください)

Android端末で購入する形式のマガジンです。
細かくないサンカ柄にはスイッチが入らないので購入していません。
サンカ柄のスワッチを見つけた妖精さんがコートに仕立ててみたような・・・。
そのほかにどんな感じの作品が掲載されているのかは ravelryで。

この人は帽子とスカーフ、クッション、カーディガンなどにサンカ柄を取り入れたものを発表しています。だいたい大柄です。


ローワンマガジン NO.56

Rowan Knitting & Crochet Magazine 56 に掲載
(↑こちらもリンク切れなのでravelryで)

編み方以外の部分のオンライン表示やpdfダウンロード可能。
p114からサンカ手袋の記事が複数ページにわたり紹介されています。
サンカ手袋の編み方はひとつ掲載されていて、ブロック模様の三角マチタイプではなく、小さい模様の総柄タイプ。使用糸は Rowan Fine Tweed、針は3.25mm。


以上、スゴ腕隊員のまさんからの報告でした!