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ORO2号の状況(2)


もっと途中経過を報告しようと思っていたのに、編むほうに力が入っておろそかになっていました。一応片方が完成して出来ばえも以前よりはマシになったかも! 満を持してやっているつもりが、結構失敗もあって減目がおかしいところもあるんですが・・・。

まず親指をどう編むか悩んで指でかける作り目をくっつけてみましたが、オリジナルはこうではないと思います。とりあえずもっといい方法が見つかるまでのつなぎとしてやってみました。作り目から拾う際は元の目と同じ場所から拾っています(こんな方法で良いのかも謎)。少なくとも以前のようにくっきりと作り目の糸は見えていませんが、やっぱりうっすら見えているんですよね〜。

減目は黒・黒で二目一度(減らし始めの段以降は黒が4目並ぶことになる)して見た目良くなりました。

サンカ手袋の形に不満があるとすれば小指についてです。以前にも書きましたが、4本の指の開始位置が同じなので手袋が小指の根元まで来ないんです。じっと手を見ても、小指と他の指はずいぶん違います。考えてみると親指と小指の太さが同じというのも無理がありません? 小指なんてパターン2つ分でもよさそうですが、これを変えると基本から離れすぎなので、せめて小指の開始位置を下げてやろうと思いました。知る限りこんなことをしているサンカ手袋はないので、もしかすると弊害があるのかも? という不安を持ちつつ・・・。

下げる段数はパターンの半分として、半分になってしまった部分をどうするか? これはチェックで埋めることにしました。それほど目につかない場所なので、全体の邪魔にはなっていないと思います。取り返しがつかない場合を考えて小指を先に編みました。結果、はめ心地は断然良くなりました!(ORO1号比) オリジナルでは全体的にフィット感が強いので小指の具合も気にならないのかもしれません。そう、ある程度フィットしなくては親指と同じ太さの小指がブカブカになるのは当然ですよね・・・。ORO2号は、特に指が緩くならないよう気をつけて編みました。ORO1号の糸で同様に編んだら、きっとボコボコになったと思います。

ORO2号の仕上がりが良く思えるのは腕が上がったからではなく、糸の性質によるところです。少しばかり加減が違っても、糸が吸収してくれる感じです。今更ながら、ORO1号での糸選びの駄目さを思い知っています・・・。


Last modified: 2002/04/12