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手袋
3月(1):普通の手袋

その1


無茶苦茶だ普通の手袋を編んでみよう。
黒いセーターの余り糸を3号針で、サイズはぴったりめにするとして、目数はサンカ手袋の半分くらいだ。「毛糸だま」に載っていたものを参考にしたが、詳しい編み方までは書かれていないので(いや、理解力がないだけで書かれているのかも)適当な解釈でやってみた。苦手な輪編みは、やっぱり境目がわかってしまう。手首以外はメリヤス編みなのでちょっと飽きてきた。その上、この忙しい時に仇敵「よじれ」までやってくる。スマン、今はキミの相手をしている暇はないのだ、帰ってくれ・・・無視するが奴は居座り続けた。

なんとか平和に編み進めて、いよいよ指にさしかかる。どの指から編むべきかわからず、糸に通すのが不安だったので縄編み針なども動員して目を休めた。(これはかなり邪魔だった)小さい小さい・・・指先を編むための輪針が欲しいなどとほざいたが、実際編んでみると、細かいのでかえってやりにくいかもしれないと思う。5本の指を編んでいるうち、輪編みにも少し慣れてきた。針のずらし方がポイントのようだ。勢い余って引き抜くことは多いけど、すっぽ抜け(針が抜け落ちる)は減った。

手のひら部分は輪針で編みたいけど、手袋を編むくらい(15cm程度?)の輪針はあるのだろうか。実は編んでいるうち置いてあった針を踏み折ってしまったのだが、これを短い輪針に加工できないかと算段中。

指先の減目が難しい。隙間がない所で2目一度・・・サンカ手袋はこの比ではないのだろうと思いを馳せる。

やっと片方できた。無理やり手を突っ込みながら調整したのでサイズはピッタリだ。が、ピッタリすぎだった。またしてもお約束の失敗か。親指の付け根や指の股が引きつるし、普通の手袋はもう少しゆとりがあったほうがいい。もう片方作るのはやめにして、サイズを大きくしてやり直しだ。次回は穴があかず、引きつらないような工夫をしてみよう。

あとで思ったのだが、輪に編むとき、甲の部分は1本に取って残りを2本に取る2:1:1でやれば境目の筋が目立たないんじゃないだろうか。もしやこれも常識!? う〜〜〜むむ。


Last modified: 2001/03/12