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モノトーンのカーディガン

カネボウ毛糸ベルグラデーション(3)
棒針8号
参考:「毛糸だま」2000冬号


今度こそ本の通りに編もう! と思い、同じ糸・サイズでやってみることにした。
こんな高い糸(自分比)を買うのは初めてだ・・・失敗したら悲しい。糸の名前といい本の説明といい、いかにも段染めの糸かと思ったら、黒い地に色の毛が余分にくっついていて、その部分が太くなっているタイプだった。

ポケットがあるので、それをゲージ用にと編み始めるが、すごく伸縮性のある糸なので加減が難しかった。編み直した結果、結構きつめに編んで締まった感じにするらしい。途中編み方がいいかげんになってきて、小さくなってきたので緩めたら大きくなり、慌ててきつくしたりと毎度ながら適当になってしまった。にもかかわらず、編み目があまり目立たないので見た目には影響ないのだが・・・。

そんなこんなでパーツはできた。ポケットをはりつける・・・よし! うん? なんか違和感が・・・なんと、片方のポケット位置が間違っていた。キチンと糸で印をつけてあったのだが、印の位置が違っていたら何にもならない。しっかと付けてしまったポケットを剥がして付け直す。特に跡はつかなかったので救われた。

袖付けをして、完成間近かと思いきや、ゆるい? おかしいな・・・よく見ると、引き抜きとじのはずなのに、肩のはぎと同じように(かぶせはぎの要領で)やってしまっていた。なんか糸の消費が激しくて変だなとは思っていたんだけど、途中で気がつかないのが自分らしいというか何というか、くーーー当然やり直しでいっ。

ちょっとボケが多かった今回のカーディガン、まあ、なんとか形にはなったが、少々ゆるくできてしまったようで、あまりかっちりした雰囲気にはならなかった。これが試験だったら不合格なんだろうなぁ。少し厚みのあるボタンをつけたら穴がきつくて、ひんぱんに開け閉めすると擦り切れてきそうだし、場合によっては補強が必要かも。そうそう、このデザインは右側が上に来る女性用なのだ。別に良いのだけど、これも早く気がついていれば左側を上にしたのに。

編み方は楽をしすぎて進歩がなかったのが反省点。よくわからない細かい事柄もあったし、同じ糸の鎖編みの作り目の終わりは切らなくていいというのは後で知った。

以前の編み込みといい、これといい、カーディガンの山場(鬼門?)である前立てがないのだ。その意味ではカーディガンを編んだと胸を張れない感じもする。まあ、はじめて本の通りに作ったので、これが出発点か。

もっと丁寧に編まなくてはと思うんだけど、早く編んで次のを編みたい欲求を抑えられず・・・まだまだ青いのぅ。

糸が足りなくなっては大変だと1玉余分に買ったけど、ちょうどよかったので余ってしまった。で、2玉買い足して帽子かマフラーを編むことにしたのだが、最初から2パック買っておいたほうが得だったな・・・(^^;

その後:12号針でゆるく(伸ばさないように)2目ゴム編みのマフラーを作って糸を使いきった。幅は細めで長さは150cmくらいになったので2回巻きできそう。たたさんのページを見て端を3目にしたのでバッチリ!


Last modified: 2001/11/30