画像をクリックすると大きなものが表示されます
＜ご本人のコメント＞
材料のデータは：
使用糸：HalcyonというところのFeather Light Merino(195m/25g)の黒と白
使用針：直径2mmの金属製棒針
ゲージ：56目X48段(左右平均)
出来あがりサイズ：ネーム部分周16.5cm,手の平回り19cm,長さ26cm（手首ゴム編み+ネーム部分の長さ5.5cmを含む）
両手袋の重さ：48g
編み方で使用している糸は110m/25g なので，ずいぶん細い糸を使った事になりますが，その分柔らかく，薄く仕上がりました。見本のゲージは52目X44段。この糸はどうも織りにも使える糸らしいです。糸自体が結構伸びるので，フィット感があります。でも何だか毛ばるので，使ってると毛玉が出きるかも，，，，
前に編んだサンカと比べて，手の甲側のパターンが手の平側より広い。手首部分は長い。
パターンが上手く目数と割りきれないので，右手の人差指を見てもらうと分かると思うのですが，十字の模様が綺麗に指に納まらない。8目が一パターンで，指の31目，28目，27目のどれも割りきれないからそういう事になるのだけれど，なんとなくすっきりこない。小さいから気にならないといえば，そうなのだけれど。このパターンはすでにある手袋の再現ですから，オリジナルがそうなっているのでしょう。
指先の始末は「3目一度と表編み一目」を繰り返して7目になったら絞る。3目一度の時に結構糸を落として、やり直ししました。糸の繊維が細かったので，むちゃくちゃ糸割れしています。人差指と中指は数目指定より長めになっています。
柔らかく仕上がったのはいいのですが，やっぱり糸は細過ぎたと思います。たた＆たた夫さんのヘリンボーン手袋に使用した Rowanspun 4ply ぐらいが良いのかもしれません。それでも148m/25g ですから，指定の糸はまだ太いわけですよね。
まさんはちょっとご不満のようですが、素晴らしい出来ばえに思えます。
手首部分が長いので隙間風も入らなさそうだし、手編みの手袋でなかなかこうフィットした薄手のものって無いので自慢して良いのではないでしょうか！ 編み方は「情報など」のコーナーにある「メアリー・アレンの手袋」で紹介したテキストのものです。私も編まなくては・・・。
Last modified: 2003/06/08