もっと簡単にできると思っていたんですが、甘かったです。どうも紙粘土は細かい細工に向いていないような・・・下手なだけかもしれませんが。体作りのポイントは頭と手でした(それって外に見えている全部では?)。頭が大きいのでバランスが難しいです。形も挿絵のとはだいぶ違ってしまい、小さい手を前に向けているところはティラノサウルス、というより恐竜のヒナみたいでした! もう少し頭を小さくすればよかったかなぁ。首ももっと細くして。顔の真中に縦のスジが入ってますが、これは細くしようとしてついたもので、本当はこんなじゃないんですけどね。
まあ、それでも一応乾燥させて服にとりかかりました。この服は着せるというより貼り付けるもので、元々は粘土でしっかり溝を作っておいて、木目込み人形(それ自体よく知らないのですが)みたいにしたらどうだろう? という発想だったんですが、溝がうまくできなかったので単に貼り付けるだけとなりました。
そして思わぬ誤算、接着に木工ボンドを使ったのですが、フェルトと紙粘土はくっつくのに、フェルト同士はくっついてくれません。おかげで所々糸で留めなくてはならず、しかもフェルトの表面にボンドが付くと乾いても白いカサカサが残ってひどいことに。もうこの辺りまでくると、出来の悪さに笑いがこみ上げてきました。髪の毛も全然違います。実物はふんわりした毛が後ろへなびいているんですが・・・これは何でしょうか。そしてますます適当になってゆき、目は鉛筆で(失敗しても消しゴムで消せたのが紙粘土唯一の利点だったかも)書いて、実際は編み物も持っているんですが省略しました。←白い汚れが・・・汚れだけの問題じゃないです
やっぱりそう簡単にできるわけありませんよね〜〜。
【今後の野望】
全部粘土で作る、編みぐるみにする、布で作るなども考えたのですが、やっぱり体は粘土で布の服がいいかな・・・編み物とのバランスも考えて(そんな偉そうなものか?)。
理想を言えば自由自在に動き、「ちゃんと服の形をした」布の服を着せられるのがいいですねぇ。まあそれは最終目的として、とりあえず余っている紙粘土をいじくってから、少し粘土のことを調べてみようと思います。