Le orme 【発見】

Footprints on the Moon (1975) イタリア
監督:ルイジ・バッツォーニ
出演:フロリンダ・ボルカン、ピーター・マッケナリー、ニコレッタ・エルミ、カテリーナ・ボラット、リラ・ケドロヴァ、クラウス・キンスキー

■あらすじ
月面に降りた着陸船から宇宙服を着た男が引きずり出された。
着陸船は飛び去ってしまい、取り残された男はあてもなくさまよう・・・そんな夢を見たアリスは、ここ3日ほどの記憶がないことに気づく。部屋にあった写真を頼りに、手がかりがありそうな海辺のホテルに行ってみると、見ず知らずの人々が彼女を知っていたが、名前も髪の色も違うという。
会話もしたらしく、いろいろと話しかけられるが何も思い出せない。
海辺を散策するうち赤毛のウィッグが落ちているのを見つける・・・。
いったい何が起こっているのだろう?

■雑感
うーん・・・とても面白いような気がしますが、字幕がない状態で見たため、本当に何が起こっているのか最後までわからずじまいで、見ているこちらもアリスになったような混乱を来しています。

クラウス・キンスキー扮する怪博士のような人物が月面の様子をモニターで見ています。
どうやら何かの実験らしく、宇宙服の人がヘルメットを外して死ぬと、別の被験者が必要だと言います。これ自体が夢なのか実在するのかわかりません。
最初は怪博士が発する月面映像がアリスに影響したせいで、記憶を失ったり謎の行動を取ったのかとも思いましたが、後々考えるとそうでもなさそう・・・すべてアリスの妄想なのかも?

字幕があっても解明できないかもしれないけど、ぜひ日本版DVDを出してほしい!
そもそもニコレッタ・エルミ目当てで見ましたが、思わぬ収穫でした。

■編みどころ
ビーチで午後はいつも編み物をしているというご婦人(リラ・ケドロヴァ)がいます。
デッキチェアと言うのかビーチチェアと言うのか、木製の折りたたみ式で帆布が張ってあるものに体を預け、水色のモヘアっぽい毛糸で編んでいます。
イギリス風の構えで、あまりスムーズな手つきではありません。
該当シーン33:00~。

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