ショウ・ボート 【発見】

Show Boat (1936) アメリカ
監督:ジェームズ・ホエール
出演:アイリーン・ダン、アラン・ジョーンズ、ヘレン・モーガン、ポール・ロブソン、ヘレン・ウェストリー

■あらすじ
ショウボートはミシシッピ川を巡航し、町々で大歓迎を受けミュージカルを興行する。
あるとき、主演女優と主演男優が去るというアクシデントが起きた。
船長夫婦の娘マグノリアは、行きずりの賭博師ゲイロードと歌い交わし恋が芽生えている。この二人が主演の穴を埋め恋人同士の役を演じるうち、現実での思いも募り、ついに母の反対を押し切って結婚、船を降りて生活を始めた。
幸せな日々は長く続かず、やがて金が底をつき・・・。

■雑感/編みどころ
マグノリアには娘が生まれて学校に上がる年になります。
船長夫婦が船上で、マグノリアからの手紙を読んでいるところ。

母親が小物を2本針で、イギリス式のような手つきで編んでいます。
彼女の襟や袖に白いレースのようなものが見えるのが気になり、もしやこれも手編み?と思いましたが・・・どうでしょうね。

その後年月が経ち、マグノリアは歌手として成功を収め、成長した娘も歌のレッスンをしています。
同居しているらしき母親が暖炉の前に座り、また編んでいました。


Show Boat (1951) アメリカ
監督:ジョージ・シドニー
出演:キャスリン・グレイソン、エヴァ・ガードナー、ハワード・キール、ジョー・E・ブラウン、アグネス・ムーアヘッド

■あらすじ
1936年版とほとんど同じですが、旦那の出戻りの状況が若干違うのと、エヴァ・ガードナー演じる歌手の存在感が大きくなっています。
同じくハッピーエンドですが、こちらのほうがより強調されています。

■雑感/編みどころ
マグノリアとゲイロードは芝居の稽古をしますが、恋人同士の役なのだから接近するのも当たり前。その様子に気が気でない母親は、もっと離れるよう監督します。

このときに母親が編み物を手にしていました。
どんなものを編んでいるのかわかりませんが、イギリス式に近い感じです。


どちらも未見でしたが、とらのママさんに編みシーンありと教えていただきました!
それは1951年版だったのに、間違えて1936年版を見てしまい・・・おかげでもうひとつ発見と見比べができた次第です。

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