シャーロック・ホームズ危機一髪 【発見】

Sherlock Holmes Faces Death (1943) アメリカ
監督:ロイ・ウィリアム・ニール
出演:ベイジル・ラスボーン、ナイジェル・ブルース
原作:アーサー・コナン・ドイル 『マスグレーヴ家の儀式』

■あらすじ
名門マスグレーヴ家は、このあたりでは最も古いといわれる邸宅を将校の療養のために貸しており、軍医になっていたワトソン博士は住み込みで治療を行っていた。
その屋敷で事件が起き、ワトソンの話を聞いたホームズが調査に乗り出す。

■雑感
ベイジル・ラスボーン版のシャーロック・ホームズでは4作目。
このシリーズは映像化された当時の物語に脚色されているのが特徴です。
『孤児ダビド物語』では冷酷な鬼義父として震え上がらせてくれたベイジル・ラスボーンですが、ホームズ役では眼光は鋭いものの優しげな表情もあり、頼れる切れ者という雰囲気。

■編みどころ
屋敷で療養中の大尉のひとりが編んでいます!
細い金属針で、イギリス式の編み方で小物を輪編みしていて、床に落ちている毛糸玉や編み針をホームズが手に取る場面もあります。
軍人の療養所という設定は脚色で、原作に編み物は登場しません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA