台詞に登場 #9 【発見】

異国の出来事 (1948)

第二次世界大戦後、ベルリンに駐留している米軍のモラルを調査するため、本国から国会議員たちが派遣されてきた。コチコチの女性議員フィービーは、こと細かく風紀の乱れを指摘する。かつてナチスの庇護を受けていた歌手エリカが米軍の将校と交際しているとにらみ、探索に乗り出すが・・・。

エリカのアパートの下で張り込むフィービーと大尉のジョン。
が、誰も来る気配が無い。

「今夜はもう来ないでしょう」と言うジョンに
「待ってるわ まだ明りが」とフィービー
早く切り上げたいジョンの台詞
編み物か漬け物をつけてるかも
何それ~!
編み物は knitting でそのままだけど、漬け物は pickled peaches と言っていて、これを聞いてフィービーがホームシックになるほど、アメリカではポピュラーな桃の甘酢漬けのことらしいです。
ちょっと食べてみたい・・・。

さて、彼氏が来ないのも道理で、エリカの相手は大尉なのでした。


ママの想い出 (1948)

1910年、サンフランシスコに住むノルウェーからの移民一家。アメリカ生まれの4人の子供を抱え、生活は楽ではないが、ママのやりくりでいつもうまくいくのであった。しっかり者だけど少女のようなところもあるママの想い出を、長女のキャスリンが綴る。

編みシーンや台詞はないのですが・・・。
元俳優だという老下宿人が朗読をしてくれています。夜に皆でテーブルを囲んで聞いているとき、ママは靴下の繕い物をしているみたいでした。大きな木のサラダボウルのような入れ物に、毛糸がいろいろ載っています。

他にはグラニー・スクエア・ブランケットや椅子カバー、帽子などのニットが登場。
ママのおじさんや姉妹、猫などの微笑ましいエピソードも盛り沢山の映画です。

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