古いかぎ針

ケース入りのをいただきました。
これはレース編み用? 40年くらいは経っているかも。

普通のかぎ針もありました。
一番上のは自分が持っている現在のもの。
真ん中の光沢があるのはそう古くなさそうです。

金色のは3号と5号だけど銀色のは3号と4号。
こういう物も変化しているのですね・・・。

リプリー終わり

『リプリーをまねた少年』 パトリシア・ハイスミス

The Boy Who Followed Ripley (1980) 柿沼瑛子 訳

シリーズ4作目。
リプリーを訪ねてきた訳ありの少年を救おうとする話です。

『死者と踊るリプリー』 パトリシア・ハイスミス

Ripley Under Water (1991) 佐宗鈴夫 訳

シリーズ5作目。
物語としては2作目『贋作』の続きで、登場人物を動員して総ざらいの様相を呈しています。でもなんだか無理に役をやらされているみたいで、トムが自分の考えに「リアリティがあるとはとても思えない」というように、絵空事めいていてしっくりきません。

シリーズを読み終えました。4作目でも違和感を感じましたが、5作目もやっぱりという感じで、これらはそれまでとは別物です。おまけというか番外編というか。
4作目は舞台を移すとか、かなり違う時期の出来事にしてもよかったんじゃないかな。
5作目は・・・思い切ったセルフパロディにするとか。

関連記事:
リプリーシリーズ3作目
贋作 【発見】
太陽がいっぱい 【発見】